ひまわり証券【エコトレFX】

テクニカル分析記事

2023/10/24(火) 09:51 JST
ドル・円の基調的な流れに変化はなく堅調地合いが続いている。ただ、150.00レベルがあまりに重いので嫌気を差したドル売りが持ち込まれるリスクに油断してはならない。21日移動平均線が破られることになれば相場修正のきっかけになりかねない。下値に関してサポートは148.15/20レベル。破られると147.30を試す動きに要警戒だ。同移動平均線は目先、149.40/45付近で推移すると見られる。

上値は150.16がポイントであることに変わりない。突破されると152円水準がターゲットとなる。ただし、突発的なドル売りには常に備えを怠らないようにしたい。


2023/10/22(日) 22:23 JST
ユーロ・ドルは先週初より1.05台を中心に小動きだったが、先週末に左図に示したチャンネル上辺を微妙に抜けそうな動きが見られた。まだ、チャンネルから明確に上放れしたとは言い難いが、ユーロ買いが入りやすい状況になりつつある。先週の高値1.0640が破られるようだと1.0740/70ゾーンへの上値余地に気をつけたい。同ゾーンも破られると89,200日移動平均線をトライしそうだ。両移動平均線は目先、1.0820/25レベルで推移すると見られる。

下値に関しては1.0495/1.0500レベルと1.04台半ばがサポートだ。後者が突破されるとチャンネル下辺への下落余地に要注意となる。


2023/10/20(金) 10:42 JST
ドル・円の状況に変化はない。150円台乗せを連日、トライしているものの、150.00の壁を越えられない。しかし、相場の堅調地合いは続いているので壁が破られると一気に上昇が加速されるリスクに油断大敵だ。そうなれば、152円水準がターゲットなる。ただし、そこに至るまではテクニカル分析で考慮に入れない、不意打ちのドル売り(=介入)に警戒しながらの道程となる。

下値に関しては引き続き21日移動平均線に注目。目先、149.25/35付近を上昇すると見られる。同移動平均線のクリア・ブレイクは相場修正の動きにつながりやすい。そうなれば、148.15/20レベル、或いは147.30への下値余地に要注意だ。


2023/10/19(木) 08:44 JST

チャンネル10/1910/2010/21
上辺1.05621.05511.0540
下辺1.03161.03051.0295

ユーロ・ドルを取り巻く状況には大きな変化がない。相変わらずチャンネル内での値動きとなっており基調的な下落トレンドは不変だ。ただ、レジスタンスとなる21日移動平均線チャンネル上辺が破られるかどうかの瀬戸際にあり突破されたときの相場の挙動に注意を要する。そうなれば流れがユーロ下落を修正する局面へと移行する可能性が高まるため、1.0740/70ゾーンへの上値余地に気をつけたい。

下値に関しては引き続き1.04台半ばのサポートに注目。破られるとチャンネル下辺への下落リスクに要警戒だ。


2023/10/18(水) 10:45 JST
ドル・円が膠着状態だ。上値をトライする動きが見られるものの、150円水準になかなか到達しない。ただ、21日移動平均線より上で推移する状況が続いているので堅調地合いに基調的な変化は見て取れない。上値に関して焦点は150.16の一点に絞られる。破られると152円水準、或いは中期チャンネル上辺(10/15の記事参照)を目指す動きに要注意だ。

下値は21日線がサポート。昨日、同移動平均線を試す急激な動きがあったが、クリアに破ることはできなかった。これが破られると流れはドル売りになびきやすくなる。そうなれば148.15/20レベル、或いは147.30への下値余地に気をつけたい。21日線は目先、149.10/20近辺を上昇すると予想される。


2023/10/17(火) 10:58 JST

チャンネル10/1710/1810/19
上辺1.05831.05721.0562
下辺1.03371.03271.0316

ユーロ・ドルは依然としてチャンネル内での値動きだ。21日移動平均線チャンネル上辺が強いレジスタンスとなって相場の上昇を阻んでいる。同レジスタンスが破られない限り下降トレンドは続く。しかし、同時に破られると相場反転のリスクも孕んでいるため油断は大敵だ。破られると修正のユーロ買いに要注意。1.0740/70ゾーンへの上値余地に気をつけたい。

下値に関しては1.04台半ば、正確には1.0448が強いサポートになると見られる。突破するのは簡単ではなさそうだが、ブレイクされるとストップロス売りが発動されるリスクに要警戒。そうなればチャンネル下辺への下落リスクが生じる。


2023/10/15(日) 22:21 JST
ドル・円は150円の壁をなかなか乗り越えられずに伸び悩んでいるものの、21日移動平均線より上で推移していることから堅調地合いは継続中だ。目先、上値の焦点は150.16の一点に絞られる。破られると152円水準、或いは中期チャンネル上辺を目指す動きに要注意。同上辺は週足上、今週は152.85に位置する。

下値に関しては21日線がサポート。同移動平均線は相場の大幅急落がない限り目先、148.90/149.00付近を上昇しそうだ。ドル・円がこれを下回れば修正のドル売りが入りやすくなる。このときの下値サポートは148.15/20レベルと147.30となろう。


2023/10/13(金) 11:08 JST
ユーロ・ドルは昨日、一昨日とチャンネル上辺を試す動きになった。一時的に破る場面があったものの、クリア・ブレイクに失敗。基調としての下落トレンドに大きな変化はないようだ。しかし、昨日の高値1.0640が破られるようだとチャンネル突破の可能性が高まる。そうなれば、1.0740/70ゾーンへの上値余地に要注意だ。

逆に、ユーロ・ドルがチャンネル内に留まる限り、下落リスクはくすぶり続ける。下値のポイントは1.04台半ば。破られると1.0400、または1.0200レベルへの続落リスクに要警戒となる。


2023/10/12(木) 10:52 JST
150円の壁を目前にして足踏み状態のドル・円。上値が重いものの、21日移動平均線をクリアに下回っておらず堅調地合いが崩れていない。したがって、これまで通り150.16を目先のターゲットとする流れは不変だ。そこで上昇に歯止めが掛からないようであれば、152円水準を試す動きに要警戒となる。

下値は引き続き21日線との絡みに注目。同移動平均線のクリア・ブレイクはドル・円の続落リスクにつながる。目先のターゲットは147.30。これも破られると89日移動平均線への下値余地に気をつけたい。同移動平均線は目先、144.65/75付近を上昇すると予想される。


2023/10/11(水) 11:02 JST

チャンネル10/910/1010/11
上辺1.06261.06151.0604
下辺1.03801.03691.0359

ユーロ・ドルは昨日、1.0620まで反発したあと1.0605付近でNY市場の取引を終了。21日移動平均線(1.0604)を試す動きとなった。同移動平均線はまだ破られてないが、弱いながらもここ一週間で日足チャート上に陽線が頻発。チャンネル上辺にも接近しつつある動きとなっている。

21日線とチャンネル上辺が強い抵抗帯を形成しているが、破られるとテクニカル的に当面の底を打ったとの判断から下降トレンドに変化をもたらす可能性が高まる。突破されたときに買い圧力が高まるかどうかに注目。そうなれば、1.0740/70ゾーンへの上値余地に要注意だ。

下値に関しては1.04台半ばが強いサポートになろう。破るのは簡単ではなさそうだが、突破されるとチャンネル下辺への下値余地に気をつけたい。


2023/10/10(火) 10:48 JST
ドル・円はここ最近、上値がやや重くなってきたが、21日移動平均線を明確に割り込んでおらず堅調地合いを保ったままだ。この流れが維持される限り、上値を目指す動きが継続する。ターゲットは最近の高値150.16。破られると152円水準がターゲットに捉えられる。

21日線は目先、148円台半ば付近で推移か。今朝の市場でドル・円は148.17付近まで下落。同移動平均線を一時的に割り込んだものの、すぐさま148.65付近へ反発するなど売り買いが交錯した。下値に関しては21日線を巡る攻防に注目。破られるとドル売りになびきやすい流れとなる。さらに、先週の安値147.30もブレイクされると一段と下げ幅を拡大する恐れがある。このとき、89日移動平均線への下値余地に油断してはならない。89日線は目先、144.40/50付近を上がってくると予想される。


2023/10/08(日) 22:21 JST

チャンネル10/910/1010/11
上辺1.06471.06361.0626
下辺1.04011.03901.0380

ユーロ・ドルの下降トレンドが継続中だ。想定されるチャンネルに誘導されるように下値を模索する動きが続いていたが、1.0448をつけたあとやや買い戻しが優勢となっている。ただ、21日移動平均線とチャンネル上辺を上抜かないことには下げ一服感が出ない。相場反転のシグナルはまだ得られないものの、1.1275をつけた7月18日から数えて55(フィボナッチ数)番目の営業日が1.0448をつけた10月3日。日柄面からはそこで下げのサイクルが終わったとすれば”綺麗なチャート”となる。

上値のポイントとなる21日線は目先、1.0605/20ゾーンに位置すると予想される。チャンネル上辺は上表のように1.06台半ばから前半を下がってくる。両者が破られるとユーロを買い戻す動きが強まりそう。このときの目先上値余地は1.0740/70ゾーンまで見込めそうだ。