ひまわり証券【エコトレFX】

テクニカル分析記事

2024/03/01(金) 10:36 JST
ドル・円は依然としてもみ合い状態が継続中だ。昨日、149.21まで下落して一時的に21日移動平均線を下回る場面があったが、終値ではまだ同移動平均線を下抜いていない。堅調地合いを崩す流れにはつながらなかった。ただ、目先の想定されるもみ合い圏下限は149.20レベルに絞られてきたようだ。当面、ドル・円は概ね149.20/150.90ゾーンからの離脱を模索することになろう。

もみ合い圏上限が破られた場合、ドル・円は151.90/95レベルを目指す。他方、下抜けた場合は89日移動平均線への下値余地に要注意だ。89日線に絡んでくるようだと相場水準が押し下げられ上値がかなり重くなると見られる。同移動平均線は目先、147円台半ば付近を推移すると見られる。


2024/02/29(木) 09:23 JST
ユーロ・ドルは方向感の見極めにくい展開が続いている。過去一週間、変動幅はほぼ100ポイント(=0.0100)。当然、一日の値幅も狭い。相場付きは3本の移動平均線に絡む、もみ合い模様だ。想定されるもみ合い圏はこれまでの見方通り概ね、1.0700/1.0930ゾーン。実際にはもっと狭まるかもしれない。同ゾーンからはみ出さない限り、ユーロ・ドルの方向感が出にくい。

想定されるもみ合い圏からはみ出した時の目先ターゲットは変わらず。上値に関しては心理的な壁となる1.1000レベル。下値についてはキリの良い節目となる1.0500レベルとなろう。


2024/02/27(火) 10:32 JST
ドル・円は狭いレンジ内で底堅い値動き。昨日は150.83まで上昇し最近の高値150.88に迫る場面があった。今朝の市場では午前10:30現在、150.55付近での値動きとなっている。

ドル・円は上値を伸ばすことに難儀している状況だが、基調としての流れは依然として堅調地合いが継続している。150.88突破後の続伸リスクは消滅しておらず、151.90/95レベルへの上値余地に油断できない。

他方、下値に関しての注目点は21日移動平均線の動向だ。今後、149円台前半を上昇してくると予想される。ドル・円がこれを下回れば相場の上昇力に陰りをもたらす。ただ、最近の値動き自体が穏やかであるため、流れに急激な変化を期待するのは難しいか。もみ合い色の濃い展開になると見られる。下値のポイントは149円台半ば付近にある89日移動平均線だ。同移動平均線は目先、147.45/50レベルで推移すると予想される。


2024/02/25(日) 22:38 JST
ユーロ・ドルは先週木曜日に一時、3本の移動平均線やチャンネル上辺が形成する抵抗帯を上抜く場面があったが、終値ベースではまだクリアに破っていない。ただ、3本の移動平均線に絡む挙動が見え始めたので相場模様はもみ合い色を醸し出している。もみ合い圏をつくるとすれば上限を1.0930レベル、下限を1.0700レベルとするゾーンか。ユーロ・ドルはこのゾーン内で売り買いが交錯させながら相場の方向を模索することになりそうだ。

ユーロ・ドルが想定されるもみ合い圏から上抜けた場合、心理的な壁となる1.10レベルが試される。下抜けた場合はチャンネル下辺までチャート上の引っ掛かりがないのでその下値余地に気をつけたい。


2024/02/22(木) 10:52 JST
ドル・円は150.00をつけて上げ一服のあと、150.00近辺で小幅もみ合いが続いている。基調としての流れは変わっておらず21日移動平均線を上回った状態で堅調地合いが維持されている。現状が続く限り、150.88突破を狙う動きがくすぶる。突破に成功すれば151.90/95レベルをターゲットに捉える。

下値に関しては引き続き21日線に注目。目先、148.90/149.00レベルを上昇すると予想される。ドル・円が同移動平均線を下回れば上値が重くなるものの、89日移動平均線より上にあれば下値しっかりの展開になろう。89日線ブレイクで200日移動平均線を試す動きに気をつけたい。200日線は目先、145.60/65レベルを上がってきそうだ。


2024/02/20(火) 09:55 JST

チャンネル2/202/212/22
上辺1.07921.07821.0772
下辺1.05741.05641.0554

ユーロ・ドルはここ二週間ほど概ね1.07/1.08ゾーンで小幅もみ合いが続く中、基調としての流れは依然として下降チャンネル内に留まっている。この流れを転換させるためにはチャンネル上辺と3本の移動平均線が形成する非常に強い抵抗帯を破らなければならない。抵抗帯の一番上にある89,200日線は目先、1.0825/30レベルで推移すると予想される。抵抗帯ブレイクで1.0930への上値余地が生じる。

下値は引き続き1.0696に注目。同水準が破られるとチャンネル下辺を試す動きに要注意だ。


2024/02/18(日) 22:31 JST
ドル・円は150.88をつけたあと上げ渋る展開。ただ、下値は今のところしっかりとしており相場は21日移動平均線より上で推移している。この流れが続く限り、150.88突破から151.90/95レベルを試すリスクがくすぶり続ける。

ドル・円が21日線を下回れば、相場上昇の勢いが削がれるものの、89日移動平均線を下回らない間は堅調地合いを維持、またはもみ合いへと展開しそう。89日線が破られるとドル上昇の一服感が強まる。このとき、200日移動平均線への下値余地に気をつけたい。21日線は目先、148.55/70ゾーンを上昇か。89日線は147.40/45レベルで推移、200日線は145.40/45付近を上昇すると予想される。


2024/02/16(金) 11:31 JST

チャンネル2/162/192/20
上辺1.08011.07921.0782
下辺1.05831.05741.0564

ユーロ・ドルは一昨日、1.0723を下抜いて1.0696まで下落したが、その後は下げ幅を縮小。昨日は1.07台後半を回復した。下げ幅拡大に躓いた格好だが、基調としての下落トレンドはまだ維持されている。今の流れが変わったと判定されるのはユーロ・ドルが3本の移動平均線やチャンネル上辺を上抜くときだ。これらのうち、もっとも上にある89,200日移動平均線は目先、1.0825/30レベルで推移すると予想される。破られるとユーロ・ドルは下値を固めてもみ合い色を帯び始めそう。上値に関しては1.0930への上昇余地に気をつけたい。

下値に関しては一昨日の安値1.0696に注目。破られるとチャンネル下辺への下値余地に要注意となる。


2024/02/14(水) 10:49 JST

ドル・円の上昇に歯止めが利かない。昨日、ドル・円は150.88まで上昇。151.92や151.94を狙う流れになりつつある。昨日のドル急伸を受けて一旦は修正のドル売りが入っておかしくないが、150円台をしっかりキープすれば151.90/95レベルを試す動きが継続しそうだ。同水準を破るのは簡単ではないと予想されるが、突破されるとチャート上、1990年4月につけた160.35に至るまで相場の”引っ掛かり”がない。警戒すべきはテクニカル分析で考慮しない、当局のカウンター・パンチということになる。

下値に関しては21,89日移動平均線がサポート。ドル・円が21日線を下回れば、上昇の勢いが弱まると見られるものの、89日線より上で推移する限り、堅調地合いは維持できる。89日線がブレイクされると上昇一服感が強まりそう。このとき、200日移動平均線への下値余地に気をつけたい。


2024/02/12(月) 10:36 JST

チャンネル2/122/132/14
上辺1.08401.08301.0821
下辺1.06221.06121.0603

ユーロ・ドルはここ最近、1.07台で小動き。先週初に1.0723をつけたあと買い戻されているが、依然としてチャンネル内に留まっており基調としての下向き傾向は変わっていない。今の流れが変わったと判断するためには3本の移動平均線やチャンネル上辺が形成する非常に強い抵抗帯を破らなければならない。そうなれば、ユーロ・ドルはユーロ買いになびきやすくなり目先、もみ合い色を帯びながら1.0930レベルを目指すことになりそうだ。

下値に関しては引き続き最近の安値1.0723に注目。これが突破されるとチャンネル下辺への下落リスクに要警戒だ。