ひまわり証券【エコトレFX】

テクニカル分析記事

2024/12/15(日) 22:31 JST
ドル・円は先週金曜日に一時、153.80をつける場面があった。153.00/25ゾーンの抵抗帯を簡単に抜けて[156.76⇒148.65]の下落に対する61.8%戻し(=153.66)を達成した。

ドル・円は移動平均線に絡む動きが継続しており中期的なもみ合い色は濃い。ただ、21日移動平均線を越えてきているので余勢を駆って154.85レベルへの上昇余地に注意が必要だ。同水準は[156.76⇒148.65]の下落に対する76.4%戻しに相当する。

下値に関しては日足雲上限がうまく相場を下支えている。同上限は今後、152.02(月)、152.13(火)、152.65(水)に位置する。ドル・円が雲の中に入り込めば上昇の勢いが弱まりそうだが、もみ合い色が色濃い中にあっては下値余地を大きく見込みにくいだろう。89日移動平均線から150.00レベルにかけてのゾーンが幅広いサポート帯になると見られる。89日線は目先、おそらく148.80/90付近を上がってくると予想される。


2024/12/13(金) 11:14 JST

12/1312/1612/17
抵抗線1.06591.06491.0639

ユーロ・ドルは今週に入って21日移動平均線に絡みながら小幅レンジでじり安の展開。上値は重くなったものの、値動きにはもみ合い色が残る。

想定されるもみ合い圏は上値を左図に示した抵抗線、下値を1.0425とするゾーンか。1.0425が破られると1.0335がもみ合い圏下限になると見られる。目先はこのもみ合い圏内で売り買いが交錯しながら方向感を模索する。ユーロ・ドルがもみ合い圏からはみ出した場合、上値は1.0760レベル、下値は1.0200レベルがターゲットとなろう。


2024/12/11(水) 10:14 JST

日足雲12/1112/1212/13
上限151.06151.66151.66

ドル・円は148.65をつけて反転後、じりじりと失地を挽回して昨日、一時的にせよ200日移動平均線を上回る場面があった。今朝の市場では午前10:10現在、151.80付近での値動きとなっている。

ドル・円は想定されるもみ合い圏の上限に到達した。まだクリアに越えていないが、152円台にしっかり乗せてくれば、21日移動平均線を狙う動きに要注意となる。同移動平均線は目先、152.50/65付近を下がってきそうだ。ただ、ドル・円がこれを上回ったとしても依然、もみ合い色は残るので、上値余地を大きく見込みにくいか。153.00/25ゾーンが重くなると見られる。

下値に関しては日足雲上限に注目。これまでのところうまく相場を下支えているので今後もサポート要因として機能しそうだ。ドル・円が雲の中にしっかり入り込めば上値が重くなり当初想定したもみ合い圏が有効に継続しそうだ。もみ合い圏上限の200日線は目先、152.00/05レベルで横ばい推移。下限となる89日移動平均線は148.55/65付近を上昇すると予想される。


2024/12/10(火) 10:11 JST

12/1012/1112/12
抵抗線1.06901.0679V1.0669

ユーロ・ドルは21日移動平均線を徐々に越えつつあるようだ。ローソク足全体がクリアにはみ出していないものの、ザラ場でしっかり越える場面があり終値が二日続けて同移動平均線を上回った。ユーロに対する下方圧力が緩む流れになりやすい局面だ。

ユーロ・ドルが下値を固めたと判定するためには左図に示した抵抗線を破らなければならない。そうなれば基調的なトレンド転換に至らないまでも少なくとも下落余地が狭まりもみ合いへと移行することになろう。

他方、下値に関してはサポートラインが破られるとユーロの反発力が弱まりやすくなり次のサポート、1.0425が試されそう。同水準も突破されると最近の安値1.0335への続落リスクに要注意だ。


2024/12/08(日) 22:23 JST
ドル・円はどうやらもみ合い色を帯び始めたようだ。過去6(営業)日間、概ね149/151ゾーンを中心に売り買いが交錯。方向感の見極めにくい流れが続いた。

終値ベースではまだ日足雲上限を明確に割り込んでいないものの、ザラ場でドル・円は何度も雲の中に侵入していることから下値をしっかり固めたとは言い切れない。同時に上値の重さも見て取れるので89,200日移動平均線に挟まれるゾーンでの値動きが継続するのではないか。目先、200日線は152.00近辺で横ばい、89日線は148.40/50付近を上昇すると予想される。ドル・円がこのもみ合い圏をはみ出た場合、上値は21日移動平均線が目処。下値は146.15レベルがターゲットとなろう。21日線は152.60/80ゾーンを下がってくると見られる。


2024/12/06(金) 10:10 JST

12/612/912/10
抵抗線1.07101.07001.0690

ユーロ・ドルは昨日、1.0589まで上昇。今朝の市場でも堅調地合いを維持しており午前10:08現在、1.0580付近での取り引きとなっている。

21日移動平均線が昨日時点で1.0564に位置。本日は終値が1.0552なら同じ値をとる。現時点でのユーロ・ドルは同移動平均線を上回ろうかという勢いだ。テクニカル的にはユーロ買い圧力が高まりやすい流れ。この状況下で1.0610が破られると一段とユーロの上昇に弾みがつきかねない。そうなれば上図に示した抵抗線と想定されるチャンネル上辺を試す動きに要注意。これらも突破されると当面の底打ち感が一段と強まる。その上にある200日移動平均線は当面、1.0845付近で横ばいとなる。

下値に関してサポートはチャンネル下辺。ブレイクされるとユーロ反発の動きが鈍るため、次に控えるサポート、1.0425への下値余地が生じる。同水準突破で1.0335を試す動きに要警戒となる。


2024/12/05(木) 10:23 JST
ドル・円は火曜日に148.65をつけたあと下げ渋り昨日は一時、151円台に乗せる場面があった。89日移動平均線に届かず反発に転じた点や終値が日足雲の上限を明確に割り込んでいない点などを考慮すれば、どうやら下値を固めつつあると見てよさそうだ。今後はもみ合いへと移行するのではなかろうか。

ドル・円がもみ合い圏をつくるとすれば、下限は日足雲上限か89日線。前者は149.63(木)、149.98(金)、150.14(月)に位置。後者は148.30/40付近を上昇しそうだ。想定されるもみ合い圏上限は200日移動平均線だろう。目先、152.00付近で横ばい推移する。ドル・円がこれを越えてくれば21日移動平均線が試される。同移動平均線は目先、おそらく153.00/15ゾーンを下がってくると予想される。


2024/12/03(火) 19:50 JST

12/0312/0412/05
抵抗線1.07401.07301.0720

ユーロ・ドルは1.0335をつけて反発に転じたが、1.0597を回復後、伸び悩んだ。21日移動平均線の手前で行き詰ったことから同移動平均線が上値のポイント、レジスタンスになる。破られると当面のユーロ底打ちが印象付けられる。そうなれば、上図に示した抵抗線への上値余地に気をつけたい。21日線は目先、1.0580/95ゾーンを下がってくると予想される。

下値に関してサポートは1.0425。ユーロ・ドルが同水準を割り込まなければ21日線突破の機を窺う。逆に割り込むことになれば最近の安値、1.0335が再び試される。


2024/12/02(月) 09:57 JST

日足雲12/212/312/4
上限149.58149.63149.63

ドル・円は先週末に日足雲の上限(149.22)に迫る、149.47まで下落。今朝の市場では午前9:52現在、150.15付近での取り引きとなっている。

日足雲上限が今のところうまくサポートして効いているようだ。この流れが続く間はもみ合い相場が展開される。想定されるもみ合い圏の上限は200日移動平均線か。同移動平均線は目先、152.00付近で横ばいとなりそうだ。破られると21日移動平均線が試される。

ドル・円が雲の中に突入すれば、89日移動平均線を狙いに行く。89日線は148.25付近で横ばい気味に推移すると見られる。89日線近辺でひとまずドル下落に歯止めがかかると見たいところだが、同移動平均線が破られると[139.58⇒156.76]の上げ幅に対する61.8%戻し、146.14が視野に入る。