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2025/06/03(火) 10:14 JST
ドル・円は先週木曜日に146円台を回復したものの、その後は下値を削る展開。昨日は142.55まで売られる場面があった。今朝の市場では午前10:12現在、142.80付近での取り引きとなっている。

現状、ドル・円は21日移動平均線を挟んで上下動を繰り返しておりもみ合い相場の様相が強い。しかし、これが継続するためには142.00レベルのサポートが破られないことが条件だ。破られると重要なサポートである140円水準を試す動きに要警戒となる。ドル・円がそこで下げ止まらなければ強いストップロス売りが発動され一段と下値を追う恐れ。テクニカル面から中・長期的な相場観をドル弱気に傾かせかねない危険性を孕む。

上値に関しては144.50レベルがレジスタンス。ドル・円が同水準を上抜けて21日線に絡んでくるようだともみ合い相場の継続が確認される。21日線は目先、おそらく144.60近辺で推移すると見られる。



2025/06/01(日) 22:21 JST
ユーロ・ドルは方向感の見極めにくい展開が続いておりもみ合い色が深まってきた。ただ、先週木曜日を除けば5月21日以降、概ね21日移動平均線より上で推移していることから上値を窺う様子も見て取れる。

上値に関して注目ポイントは1.1425レベルのレジスタンス。ユーロ・ドルがこれを越えない限り、もみ合い相場が継続する。越えてくれば、1.1574を狙う動きに要注意となる。

ユーロ・ドルが21日線を下回れば、もみ合い色がさらに濃くなる。もみ合い圏の下値目処は1.1130レベル。同水準が破られると1.1065を試す動きに気をつけたい。


2025/05/29(木) 10:36 JST

5/295/306/2
抵抗線147.10146.98146.87
日足雲上限147.35147.28146.50

ドル・円は昨日、145.08まで上昇。今朝の市場では一段と上げ幅を拡大して一時、146.27付近をつける場面があった。21日移動平均線を上抜き日足雲の中にしっかり入り込んだ。ドル下落の流れはひとまず一段落したようだ。

142.10からの反発に勢いがあるため、上値余地に気をつけなければならない流れにありつつある。上値ターゲットは中期抵抗線89日移動平均線、日足雲上限だ。中期抵抗線と雲上限は今後、上表のように下がってくる。89日線は目先、147.70/80付近を下降すると予想される。これら三つのポイントが非常に強い抵抗帯を形成すると見られる。さらに、その上には200日移動平均線が149.50/55付近で横ばい気味に推移する。これらをすべて通過してドル・円が150円台に乗せるのは簡単ではないだろう。しかし、予想に反して150円台乗せが現実となれば当面、下値を固めて中期的なもみ合い色が濃くなる。

下値に関してサポートは日足雲下限と142.00レベル。21日線は何度も跨がれているので重要なサポートにはなりにくいか。ただ、相場が短期的にももみ合い色が帯びてきたので下値は固そうだ。しかし、142.00レベルが突破されると140.00レベルを試す動きに警戒を要する。


2025/05/28(水) 10:44 JST
ユーロ・ドルは1.1065をつけて反発に転じたが、月曜日に1.1419まで上昇したあと伸び悩んだ。1.1425レベルのレジスタンスがうまく機能したようだ。

ここひと月ほどの間、ユーロ・ドルは21日移動平均線を挟んで上下動を繰り返していることから相場のもみ合い色が深まりつつあるようだ。ただし、ユーロ・ドルが21日線や日足雲が形成するサポートに下支えられるようだと上値を試す動きがくすぶることになる。1.1425レベルのレジスタンスが破られると1.1574トライに要注意だ。21日線は目先、1.1270近辺で推移しそう。日足雲上限は1.1285(水)、1.1289(木、金)に位置する。

ユーロ・ドルが21日線を下回ればもみ合い色が一段と濃くなる。このときの下値目処は1.1130レベルか。同水準がブレイクされると1.1065を試す動きに気をつけたい。


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