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為替レンジ予想に奮ってご参加を

2024/07/25(木) 10:36 JST

ドル・円は昨日、日足雲と89日移動平均線が形成するサポート帯を破って153.11まで下落。今朝の市場ではさらに下げ幅を拡大して一時、152.84付近まで売り込まれたもよう。下げ足が加速し始めたようだ。続落リスクに要警戒の流れとなりつつある。目先の下値ターゲットは5月の安値151.86や200日移動平均線の位置する151円台後半だ。心理的なサポートになる150円水準も遠くない距離。また、上図に示した長期サポートラインのある148円台、正確には週足ベースで148.39(今週)、148.66(来週)も十分届く範囲内といえる。過去に何度も見てきたように大幅な円安を修正する動きは速く、強烈。投機的な円ショート(参照)が膨らんでいることが潜在的な円高リスクの大きさを象徴している。


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2024/07/23(火) 09:55 JST

ドル・円は先週木曜日に155.47まで下落して反発したあと下げ渋る展開。89日移動平均線と日足雲が形成するサポート帯が相場の一段安を防いでいる。89日線は目先、156.20付近を上がってきそうだ。日足雲下限は155.88(火、水)、155.91(木)に位置する。ドル・円がさらに下値を追うためにはこのサポート帯はもちろん、先週の安値155.47を破らなければならない。そうなればドル売り圧力の高まりを受けて151.86、或いは200日移動平均線を狙う動きに要警戒だ。200日線は目先、151.55/60付近を上昇すると予想される。

上値に関しては155.47からの反発の流れを止めた157.86がレジスタンス。これが突破されると158円台後半の続伸リスクに気をつけたい。さらに159円台半ばから前半へと下がってくるであろう、21日移動平均線にも注目だ。


2024/07/21(日) 22:05 JST
先週のユーロ・ドルは1.0900近辺で小動きに終始。週間のレンジ幅はわずか76ポイント(0.0076)だった。結局、これまでのボックス圏を抜け切れず先行き不透明感がマーケットを支配している。

ユーロ・ドルは当面、もみ合い相場が継続すると見ざるを得ないようだ。先週は1.09台半ばが重かった。同水準が破られるとユーロ買いに弾みがつきそうだが、1.1000レベルが引き続きレジスタンスとなって相場の行く手を阻みそうだ。予想に反してユーロ・ドルが1.10台にしっかり乗せてくれば1.1140がターゲットとなろう。

下値に関しては3本の移動平均線が重なる1.0800付近がサポート。同水準がうまく相場を下支えれば1.08/1.10ゾーンがもみ合い圏となりそう。同サポートが破られれば1.0665レベルを試す動きに気をつけたい。


2024/07/18(木) 09:58 JST
ドル・円が再び強い売り圧力を浴びている。昨日、ドル・円は156.06まで売り込まれたあと、今朝の市場で一時、155.37近辺まで下げ幅を拡大したもよう。左図に示したサポートラインは切り裂かれ89日移動平均線を試す動きとなっている。

89日線は本日、おそらく155.90/95付近に位置すると予想される。その下、日足雲下限が155.49(来週月曜日まで)にあって両者が強いサポート帯を形成している。午前9:55現在、ドル・円は155.75付近での取引き。まだ、同サポート帯は完全に破られていないが、破られるリスクが高まっているので油断は大敵だ。そうなればドル・円にはもう一段、強い下方圧力が掛かりかねない。このときの目先ターゲットは151.86、或いは200日移動平均線だ。200日線は目先、151.45/50近辺を上がってくると見られる。ドル・円がそこで下げ止まらなければ心理的な節目となる150円水準が試される。

上値に関しては近いところ順に156.80レベルと157.15レベルがレジスタンス。後者が破られると158円台後半への上値余地が生じるので気をつけたい。


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