トライオートFX

テクニカル分析最新記事

2025/03/30(日) 22:35 JST

ドル・円は先週金曜日に151.21をつけたが、NY市場引けにかけて反落。終値は150.00を割り込んだ。200日移動平均線がうまくレジスタンスの役目を果たしたようだ。加えて日足雲下限と89日移動平均線もレジスタンスとして待ち構えている。これらが織り成す抵抗帯を突き抜けるのは簡単ではないだろう。200日線は目先、151.50/60レベルを下がってきそう。89日線は152.85付近で横ばい推移すると予想される。

ドル・円は上図に示したように146.55から引いたサポートラインに沿った動きを継続している。下値しっかりの展開だが、同ラインが現相場水準に接近しており突破されるリスクに注意が必要だ。突破されるとドル反発の流れが一服しそう。ドル・円が21日移動平均線より上で推移すれば堅調地合いが維持されるが、同移動平均線に絡み出すと相場のもみ合い色が濃くなる。このときの下値の目処は148.20/25レベル、或いは147.40レベル。21日線は目先、149.05/10近辺で推移すると見られる。



2025/03/28(金) 10:37 JST
1.0954をつけたあとじり安推移していたユーロ・ドルは昨日、1.0741まで(早朝に1.0734付近へ)下落(■註)。200日移動平均線に迫ったが、わずかに届かなかった。同移動平均線が下値を支えてなんとかユーロ堅調地合いは保たれた格好だ。ただ、21日移動平均線に絡む挙動が見え始めたので流れがもみ合いへと移行する様子がうかがえる。

もみ合い圏を形成するとなれば、下限は200日線だろう。目先、1.0729付近で横ばい推移すると予想される。ユーロ・ドルが同移動平均線より上で推移する限り、堅調地合いが続く。破られると1.0655/60レベル、または1.0585/90レベルへの下値余地に気をつけたい。他方、もみ合い圏上限については1.0870/1.0900ゾーンが有力候補になりそうだ。同ゾーンが破られると1.0954を試す動きに要注意だ。

■註:当サイトでは東京午前9時からNY午後5時までの値動きを元に4本値データを記録している。


2025/03/26(水) 09:30 JST
ドル・円は一昨日、左図に示した抵抗線上抜けて上伸。この勢いに乗って昨日、150.94をつけたあと押し返されたものの、抵抗線より上で推移。上値を狙う動きが継続中だ。目先の上値ターゲットは200日移動平均線。同移動平均線は今後、151.65/75レベルを下がってくる。

他方、下値に関してサポートは21日移動平均線。目先、148.95/149.00近辺を上がってくると見られる。これがドル・円をうまくサポートできれば、堅調地合いを維持できる。しかし、ドル・円が21日線を下回れば、反発の勢いが弱まり相場のもみ合い色が深まりそうだ。このときの下値の目処は148.20/25レベル、或いは147.40レベルとなろう。


2025/03/25(火) 09:56 JST
ユーロ・ドルは1.09台半ば付近で伸び悩んだあと、じりじりと下値を切り下げる展開。その上昇力に陰りが見え始めたようだ。ただ、21,200日移動平均線より上で推移していることから基調的な堅調地合いは辛うじて保たれている。この流れが続く限り、上値トライのリスクはくすぶる。

ユーロ・ドルが21,200日線を下回ることになれば、1.09台半ばで当面の天井をつけたと判定される。そうなれば、ユーロ急反落とまでは行かないものの、上値が重くなりもみ合い相場へと移行しやすい流れとなる。このとき、下値に関してサポートは1.0655/60レベル、1.0585/90レベルだ。21日線は目先、1.07台半ば付近を上昇か。200日線は1.0728近辺で横ばい推移すると見られる。


2025/03/23(日) 22:14 JST

3/243/253/26
抵抗線149.32149.13148.94

ここ数日、ドル・円は21日移動平均線に絡み始めて下落リスクがやや薄れてきたようだ。この間、左図に示した抵抗線(チャンネル上辺)を試す流れになりつつある。同抵抗線は日足上、月曜日に149.32に位置。これは金曜日のNY市場終値に一致する。つまり、同抵抗線がいつ破られてもおかしくない状況だ。破られるとドル買い戻しが強まる恐れ。200日移動平均線トライに気をつけたい。200日線は目先、151.75/80付近を下がってきそうだ。

ドル・円が抵抗線突破に失敗すれば、下落リスクはくすぶり続ける。ただ、21日線に絡む動きが見られるため、ドル売り圧力は以前よりは弱まりそう。下値に関してサポートは148.20/25レベルと147.40レベルで変わらず。後者がブレイクされると146.55が試される。


過去記事のページへ


[ご注意]

ここに述べた見解はすべて当サイト管理者個人の意見です。言うまでもないことですが、相場という性格上、記述の正確性及び信用性を保証するものではありません。また、記事の主張内容は通告なく変更されることがあります。相場においてはすべて各自の責任で行動されるようお願いします。当サイトが提供する情報が読者の投資行動に影響を与えたとしても、その結果生じた不利益に対し当サイト管理者は一切、責を負わないことをご承知おき下さいますようお願いします。