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2025/01/12(日) 21:29 JST

1/131/141/15
抵抗線1.04551.04451.0435

ユーロ・ドルは先週末に1.0225を破って1.0212まで下落したものの、フォローの売りが続かず下げ幅拡大に失敗した。しかし、先週火曜日以降、日足ローソクは陰線が連続しており基調としてのユーロ下落傾向に変化は読み取れない。目先の下値ターゲットは依然として1.00レベルに設定されるので下落リスクに油断は大敵だ。

他方、上値については21日移動平均線に注目。レジスタンスとしてうまく機能しているので今後も上値を阻む要素となろう。逆に言えば、同移動平均線が破られるとユーロ買い戻しのきっかけとなり得る。ただし、基調的な下落トレンドが転換するのは抵抗線が破られるときだ。21日線は目先、おそらく1.0360/90ゾーンを下がってくると見られる。



2025/01/10(金) 10:15 JST
ドル・円は一昨日、158.55まで上昇。最近の高値を更新した。一日の終値は三日連続して158円台に乗せるなど、ドル上昇基調は依然として継続している。

ドル・円の上値を模索する動きに変化はなく161.95を狙う流れに揺るぎはないように見える。ただ、本日はテクニカル分析で考慮に入れない厄介な出来事(=米雇用統計)があるので相場の急変リスクには注意が必要だ。下値に関して注目ポイントは21日移動平均線。本日の終値が156.57なら同じ値をとる。ドル・円がこれを下回ればポジション調整のドル売りが加速する恐れがある。想定されるもみ合い圏の下限、156.00レベルも突破されるとさらにドル売り圧力が増すリスクに要警戒だ。そうなれば、154.00レベル、または153.15/20レベルへの下値余地に要警戒となる。


2025/01/09(木) 11:15 JST
ユーロ・ドルはややもみ合い色を帯びながらもじり安の展開。21日移動平均線がうまく上値を押さえ込んでいる様子が見て取れる。したがって、上値に関しては21日線がレジスタンスとして注目される。同移動平均線は目先、1.0390/1.0405ゾーンで推移すると予想される。破られるとユーロの重石が外される。ただ、日足雲や中期の抵抗線(1/5の記事参照)がレジスタンスとして控えているので両者を越えなければユーロ売り一巡とはなりにくい。中期抵抗線は1.0476(木)、1.0465(金)、1.0455(月)に位置する。

下値に関しては1.0225の一点に絞られる。心理的に重要な節目である1.0000に近いのでブレイクされると”妙な”ユーロ売り機運が高まる可能性がある。1.0000を狙ってストップロスが発動されるリスクに要警戒だ。


2025/01/07(火) 10:29 JST
年末、年始のドル・円は波乱もなく落ち着いた値動き。方向感なく大方の取引が156/158ゾーンに集中した。基調的なもみ合いの流れに今のところ異変は読み取れない。

マーケットは落ち着いているものの、狭いレンジ内でのもみ合いがいつまでも続くはずがなくドル・円はいずれもみ合い圏からはみ出す。上抜けた場合、ターゲットは昨年の高値、161.95だ。途中の160.00レベルは心理的な壁としての意味合いしかない。161.95が破られると想定されるチャンネル上辺(1/3の記事参照)を目指すことになろう。同上辺は本日時点で162.59にあって今週末には163.08へと上がっていく。

もみ合い圏の下限、156.00レベルが破られると21日移動平均線が試される。同移動平均線は目先、155.70/156.00ゾーンを上がってきそうだ。ドル・円がこれを下回ればポジション調整のドル売りが入りやすくなる。このときの下値目処は154.00レベル、または153.15/20レベルだ。


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