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2025/05/16(金) 10:17 JST
ドル・円は月曜日に急騰して148.65をつけたものの、その翌日から日足チャート上に3本の陰線を出現させて昨日、145.42まで売られた。月曜日の上昇分を帳消しにした格好だ。反発の勢いが削がれ今後、上値が重くなりそうだ。

最近の値動きを見る限り、日足雲が重石となっている様子が見て取れる。レジスタンスとなる日足雲下限は146.46(金)、146.46(月)、145.93(火)に位置する。ドル・円が同下限を突き抜ければ、89日移動平均線を試す動きに要注意。同移動平均線は目先、148.90/149.00付近を下がってきそうだ。

下値に関しては21日移動平均線に注目。目先、144.10/30ゾーン近辺を上がってくると予想される。ドル・円が21日線より上で推移する限りドル堅調地合いが維持されるが、下回れば上値が一段と重くなり相場のもみ合い色が深まる。



2025/05/15(木) 10:24 JST
サポートライン(5/11の記事参照)と21日移動平均線を下抜いたユーロ・ドルは月曜日に1.1065まで下落。そのあと買い戻され昨日、1.1266を回復する場面があった。下落に一旦、ブレーキが掛かったが、相場の流れは依然、下方圧力を受けやすい。下値リスクに引き続き注意が必要だ。1.1065突破後の注目ポイント(サポート)は1.0890レベル、或いは日足雲上限。同上限は1.1001(木)、1.1118(金)、1.1118(月)に位置する。1.0890が破られると89,200日移動平均線への下落余地に要警戒となる。

上値に関しては21日線がレジスタンス。目先、おそらく1.1310/20付近を下がってきそうだ。ドル・円がこれに絡んでくれば相場のもみ合い色が濃くなり1.1425レベルが重くなると見られる。


2025/05/13(火) 10:25 JST

ドル・円は昨日、日足チャート上に強い陽線を伴って148.65まで上昇。今朝の市場では午前10:24現在、147.80付近での取り引きとなっている。

ドル・円は一時的に日足雲の中に入り148.00/35ゾーンの抵抗帯を越える場面があっただけでなく上図に示した中期抵抗線を上抜いた。今後の続伸に注意しなければならない流れになりつつある。上値の目処は89,200日移動平均線。89日線は目先、149.20/45ゾーンを下降か。200日線は149.65/70レベルを横ばい気味に推移すると予想される。両者が強い抵抗帯を形成するが、破られると3月28日につけた151.21が試される。同水準は[158.88⇒139.89]の下落に対する61.8%戻し、151.63に近い。

下値に関しては今回のドル急伸の”着火点”、146.10/20レベルに注目。ドル・円がこれを下回れば「振り出しに戻れ」となりかねない。そうなれば、今後上昇してくる21日移動平均線への下値余地に要警戒だ。同移動平均線は目先、おそらく143.60/144.00ゾーンを上がってくると見られる。


2025/05/11(日) 21:58 JST

5/125/135/14
サポートライン1.12911.13101.1328

ユーロ・ドルは先週末に1.1197まで下落したあとNY市場を1.12台半ば付近で引けた。この結果、21日移動平均線をクリアに下回っただけでなくサポートラインも下抜けようとしている。どうやら、基調的なユーロ上昇トレンドが一巡したようである。

ユーロ・ドルは今後、ユーロ高を修正する下押しがさらに入りやすい流れになりそうだ。1.1197突破後の目先ターゲットは1.1150レベル、或いは1.0890レベル。後者が破られると日足雲上限や89,200日移動平均線への下値余地に要警戒となる。

他方、上値に関しては21日線がレジスタンス。目先、おそらく1.1340/50付近で推移すると見られる。ユーロ・ドルがこれに絡めばもみ合い色が深まる。上値は1.1425レベルがもみ合い圏上限となろう。


2025/05/09(金) 10:17 JST

日足雲5/95/125/13
下限147.91147.91147.88

ドル・円は昨日、146.17まで上昇。日足チャート上に強い陽線を出した。今朝の市場では午前10:13現在、145.70付近での取り引きとなっている。

ドル・円は想定されるもみ合い圏の上限、146.00レベルを一時的に越えたものの、まだクリアに破っていない状況だ。しかし、次に146.17をブレイクする流れになれば、もみ合い圏を上抜ける可能性が高くなる。このときの目先ターゲットは日足雲下限、或いは148.00/35ゾーンだ。

ドル・円がもみ合い圏上抜けに失敗した場合、もみ合い相場が継続する。もみ合い圏下限は142.00レベルが有力だが、その上にある21日移動平均線がサポートとなって相場を下支えれば、もみ合い圏下限がその水準まで底上げされる。21日線は目先、おそらく143.10/20近辺で推移すると予想される。


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