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2024/03/19(火) 09:59 JST
ドル・円は昨日、149.33まで上昇。21日移動平均線(149.41)の手前まで上昇する場面があった。今朝の市場では午前9:58現在、149.20付近での取り引きとなっている。

ドル・円は146.48で下落の流れが一巡となったあと日足チャート上に6営業日連続して陽線が出現した。現在、21日線がうまくレジスタンスとして効いており上値が重い状況だ。目先は同移動平均線を越えられるかどうかに注目が集まる。越えることができればドル・円は150.00レベルを目指す。ただ、相場のもみ合い色を帯びたままなので上値を一気に伸ばすことは難しいか。150円台は幅広い抵抗帯になると見られるのでそこを通過するのは簡単ではなさそうだ。

下値に関しては近いところから順に148.90、148.00がサポート。148.00が破られると89,200日移動平均線が試されることになろう。


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2024/03/15(金) 10:29 JST
ユーロ・ドルは1.0980をつけたあと1.09台で伸び悩み昨日はやや強めの陰線を引いて1.0900を割り込んだ。上値の重さが印象付けられる動きだが、図に示したチャンネルに沿った動きは継続していることからユーロの堅調地合いが変化したとは読み取れない。1.10レベル、或いはチャンネル上辺トライのリスクはくすぶり続ける。

チャンネルを下抜け3本の移動平均線が形成するサポート帯も破られるとユーロ反発の動きは水を差される。そうなれば中期的な相場のもみ合い色が深まることになろう。同サポート帯の一番下に位置する200日移動平均線は目先、1.0837付近で横ばい推移すると予想される。


2024/03/14(木) 11:07 JST
ドル・円は146円台半ば付近で下値を固めたあと反発に転じ一昨日、148.20まで回復する場面があった。ひとまずドル売りの流れに歯止めが掛かったようだ。今後は急速な下落を修正する局面に移行すると見られる。

ドル・円が今後、どこまで値を戻すかに焦点が集まる。その候補としてはまず、148.30レベル。一昨日はその手前、148.20で行き詰った。148.30が破られると次の候補は149.20レベルだ。他方、下値に関しては200日移動平均線が注目ポイント(サポート)。同移動平均線は目先、146.35/40付近を上がってくると予想される。その下、2月1日につけた145.90もサポートになるので両者に挟まれるゾーンが強いサポート帯になる。これを破るのは簡単ではなさそうだが、突破されると145円台半ば、或いは144.30付近への続落リスクに要警戒となろう。


2024/03/12(火) 11:27 JST

ユーロ・ドルは先週金曜日に1.0980まで上昇。ターゲットとする1.10レベルにあと一歩のところまで迫った。同水準は心理的な節目であると同時に目先、想定されるチャンネル上辺が位置するレジスタンス。一旦はユーロ上昇にブレーキが掛かりやすいポイントだ。しかし、そこで止まらないようであれば、次のターゲットなる1.1140を試す動きに要注意だ。

下値に関しては3本の移動平均線に加えてチャンネル下辺が形成する強いサポート帯が相場を下支えする。ユーロ・ドルの上昇に陰りが見え始めるのはこのサポート帯が破られるとき。そうなれば、上値が重くなり少なくとも相場がもみ合いへと移行することになろう。


2024/03/10(日) 22:30 JST

先週末、ドル・円は89日移動平均線を下抜き146.48まで売り込まれた。先週は150.00を割り込んでからの下げがきつく結局、150.57から146.48まで4円以上の下落を演じた。ドル売り圧力が急速に高まっているため、更なる下げ余地に要警戒の流れになりつつある。目先は200日移動平均線から2月1日につけた145.90に至るゾーンがターゲットとなろう。200日線は目先、146.20/25レベルを上がってくると予想される。ドル・円がこのゾーンで止まらないようであれば145円台半ば、或いは144.30付近への続落リスクに油断できない。前者は[140.27⇒150.88]への上昇幅に対する概ね半値戻し、後者は61.8%戻しに相当する。

ドル・円は短期間に大幅急落したことから修正のドル買戻しがいつ入ってもおかしくない。ポジション調整が持ち込まれたときの反発目処は148.30レベル。これを越えてくるようであれば149.20レベルへの続伸リスクに気をつけたい。ただ、投機的な円ショート・ポジションの積み上がりはまだ高水準にある(シカゴ筋)と推測されるのでドルの戻りは円買い(ドル売り)チャンスになりやすいのではなかろうか。


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