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2025/07/11(金) 10:23 JST
89日移動平均線を上抜けたドル・円は一昨日、147.19まで上昇したが、昨日は勢いを失い146.00を割り込む場面があった。上昇の弾みをつけられない展開だ。ただ、89日線より上で推移している限り、上値トライの芽は摘まれない。レジスタンスとなる147.19突破後のターゲットは148.00レベルだ。
ドル・円が89日線を下回れば、もみ合い色が一段と深まることになる。同移動平均線は目先、145.40/45近辺で推移すると予想される。下値に関してサポートは144.20レベル。破られると142円台への下値余地が生じる。
2025/07/10(木) 10:01 JST
ユーロ・ドルは1.1830をつけたあとじりじりと下値を切り下げる展開。上値が重くなってきたが、21日移動平均線より上で推移している間は基調的な上昇トレンドは維持され1.1830突破を狙う機を窺う。同移動平均線は目先、おそらく1.1650/60付近で推移すると予想される。
ドル・円が21日線を下抜けば、ドル上昇を修正する動きが入りやすくなる。さらに、その下にあるサポートラインも破られるとドル上昇一巡感が一段と強まろう。そうなれば、1.14台半ばへの下落余地に気をつけたい。
2025/07/08(火) 10:06 JST
ドル・円は昨日、146.24まで上昇。騰勢を保ったまま今朝の市場では午前10:05現在、146.05付近での値動きとなっている。
ドル・円は89日移動平均線を越えようとする動きになってきた。ドル買いに反応しやすい流れだが、同時に相場のもみ合い色が依然として濃いことを考慮すれば、上値を大きく伸ばすことは簡単ではなさそうだ。目先のターゲットである148.04到達まではまだ距離がありそうだ。しかし、予想に反してドル・円が同水準を上抜くようであれば、150円水準を狙う動きに要警戒となる。
下値に関しては89日線がサポート。目先、145.40/50レベルをなだらかに下降すると見られる。ドル・円がこれにうまく下支えられると上値トライの流れにつながる。同移動平均線を下回れば、基調的なもみ合い相場の継続が確認される。もみ合い圏下限はこれまでの見方通り、幅広く142円台となろう。
2025/07/06(日) 23:04 JST
ユーロ・ドルは先週火曜日に1.1830まで上昇。瞬間的に長期チャンネル上辺を越える場面があったが、クリア・ブレイクに失敗。基調的にはまだチャンネル内に留まっている。
同長期チャンネル上辺は週足上、今週(7/7-7/11)は1.1824、来週は1.1830に位置する。ユーロ・ドルがこれを越えることができるかどうかに要注目だ。上抜けに成功すれば、1.2000レベルを試す動きが表面化する。
下値に関しては21日移動平均線がサポート。目先、1.1610/30ゾーンを上がってくると見られる。ユーロ・ドルが同移動平均線を下回れば、相場の上昇に一服感が生じる。このとき、1.14台半ばへの下値余地に気をつけたい。
2025/07/04(金) 10:27 JST
ドル・円は今週火曜日に142.69をつけたあと買い戻しが優勢となる中、昨日は145.27を回復する場面があった。89日移動平均線には届かなかったものの、21日移動平均線を跨いでもみ合い色を深める結果になったようだ。
ドル・円は長引くもみ合い相場をさらに継続させることになりそうだ。上値については89日線がレジスタンス。目先、145.45/55レベルを下がってくると見られる。ドル・円がこれを越えられなければ、もみ合い圏の上限が低くなる。越えれば、上値を目指す動きに弾みがつくと予想されるが、もみ合い色が濃い中で上値は限定的か。148円台にしっかり乗せるのは難しそうだ。
下値に関してはこれまでの見方通り、142円台が幅広いサポート帯となる。ドル・円が今週も142円台で跳ね返されたところを見ると142円台を通過するのは簡単ではないだろう。しかし、予想に反して同サポート帯が破られる、つまり142.00レベルがブレイクされると強いストップロスを誘発してドル下落を加速、140.00を試す動きに要警戒となる。
2025/07/02(水) 09:53 JST
ドル・円は昨日、142.69まで下落したあとNY市場を143.40付近でクローズ。想定されるもみ合い圏の下限を試しに行く展開となった。過去、ドル・円は142円台で何度も下げ止まったので142円台は幅広く強いサポート帯となる。破るのは簡単ではなさそうだが、突破される、つまり142.00がブレイクされるとストップロスのドル売りが発動されるリスクが高まる。そうなれば、重要なポイントである140.00レベルをトライする動きに要警戒だ。
上値に関しては145.00レベルがレジスタンス。破られると89日移動平均線を試す動きに気をつけたい。同移動平均線は目先、145.55/70ゾーンを下がってくると予想される。ドル・円がこれを越えてくれば下げ一服感が強まりもみ合い色が一段と濃くなる。
2025/07/01(火) 10:26 JST
ユーロ・ドルは21日移動平均線付近で下値を固めたあと、チャート上に陽線を連発して騰勢を維持。昨日、1.1789をつける場面があった。上値を目指す流れが明瞭になりつつある中、目先のターゲットである長期チャンネル上辺まで残すところあとわずか。同上辺は週足ベースで今週は1.1819、来週は1.1824に位置する。そこでユーロの上昇が止まらなければ、1.2000レベルを狙う動きに要注意となる。
下値に関しては1.1680レベルがサポート。破られると21日移動平均線、或いはサポートラインへの下値余地に気をつけたい。両者が破られるとユーロ上昇の一服感が強まる。21日線は目先、1.15台半ばから後半にかけてのゾーンを上がってきそうだ。
2025/06/29(日) 21:44 JST
ドル・円の中立色がまた濃くなったようだ。先週木曜日以降、ドル・円は21日移動平均線に絡む展開。148円台まで駆け上がった勢いは失せてしまった。ただ、下値も固いと見られるので当面、ドル・円のもみ合いが続きそうだ。
想定されるもみ合い圏は上限を89日移動平均線付近、下限を142円台とするゾーンか。89日線は目先、145.75/80近辺で推移すると予想される。ドル・円がもみ合い圏から抜け出した場合、上値は148円水準、下値は140円水準が目先ターゲットとなろう。
2025/06/26(木) 10:18 JST
ドル・円は今週月曜日に148円台へ急騰したあと一気に売り浴びせられ急落。その翌日には144円台半ば付近まで売り込まれた。今朝の市場では午前10:15現在、144.70近辺での値動きとなっている。
ドル・円は上へ下へと大荒れの展開となったが結局、騒動前の水準に落ち着いた。流れは再度、もみ合い色を帯び始めたようだ。ただ、下値が微妙に21日移動平均線にサポートされているので、この動きが続くようだと堅調地合いが維持される。ドル・円が89日移動平均線を上回れば、148円水準を狙って上値を目指す動きに注意が必要だ。
ドル・円が21日線を下回ればもみ合い相場の色合いが一段と濃くなる。想定されるもみ合い圏の下限は幅広く142円台か。他方、上限は89日線近辺になりそうだ。89日線は目先、145.80/95ゾーンを下降しそう。21日線は144.50/60付近で推移すると見られる。
2025/06/25(水) 10:42 JST
ユーロ・ドルは昨日、最近の高値1.1632を上抜き1.1641まで上昇した。今朝の市場でも堅調地合いを維持、午前10:40現在、1.1625付近での取り引きとなっている。
ユーロ・ドルは上値を目指す動きが継続中。ターゲットはこれまでの見方通り、長期チャンネル上辺(6/22の記事参照)だ。同上辺は週足上、今週は1.1814、来週は1.1819に位置する。ここで上げ止まらなければ、1.2000レベルが視野に入る。
下値に関しては21日移動平均線がサポート。同移動平均線は目先、1.1465/75近辺を上がってきそうだ。左図に示したサポートラインも同じような水準にある。両者が破られるとユーロ上昇の一服感が強まる。