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テクニカル分析記事

2023/12/05(火) 10:58 JST
ユーロ・ドルは左図に示したサポートラインを割り込んで弱含んだものの、21,200日移動平均線に阻まれる形で下げ渋る展開だ。二本の移動平均線のうち下側にある200日線は目先、1.0820/25付近をなだらかに上昇すると見られる。ユーロ・ドルがこれを下回らない間は同移動平均線と1.1017に挟まれるレンジ内でもみ合う展開が予想される。200日線がブレイクされた場合、89日移動平均線が試される。89日線は1.0735/40レベルを下がってきそうだ。

上値に関してテクニカル・ポイントは変わらず。1.0965レベルがレジスタンス。突破されると次は1.1000/17ゾーンの抵抗帯が試される。同ゾーンも突破されるともみ合い相場シナリオは破綻。1.1080、1.1275を試す動きに気をつけたい。


2023/12/03(日) 22:27 JST
ドル・円は先週末、ほぼ89日移動平均線を下抜けて146円台後半まで売り込まれた。146.67付近で下げ渋っているが、同水準突破のリスクに警戒を要する流れだ。さらに、中期サポートライン参照が週足上、今週は146.94に位置。同ラインも破られる可能性が高まってきた。破られるともう一段、下押し圧力が強まる恐れがある。そうなれば、144円台半ばへの下落リスクに油断できない。

上値に関してレジスタンスは148.30レベルと148.80/85レベル。後者が破られると21日移動平均線を試す動きに気をつけたい。21日線は目先、149.40/55ゾーンを下がってくると予想される。ドル・円が21日線を上抜けばドル売り圧力がひとまず後退しそうだ。


2023/12/01(金) 10:20 JST
ユーロ・ドルは一昨日、1.1017をつけたものの、1.10台を維持できずに反落。昨日は1.0879まで下落する場面があった。ちょうど、左図に示したサポートライン付近だ。今朝の市場でユーロ・ドルは午前10:15現在、1.0905/10レベルでの値動きとなっており同サポートラインはまだクリアに破られていない。これが破られるかどうかに注目。ただ、破られたとしてもその下側には3本の移動平均線が強いサポート帯を形成するため、下値余地は大きく見込みにくいのではないか。21日線は目先、1.0840/50付近を上昇か。89日線は1.0740/45レベルで推移しそう。200日線は1.0820付近ををなだらかに上昇すると予想される。

上値に関しては1.0965レベルがレジスタンス。破られると1.1000/17ゾーンの抵抗帯が試される。同ゾーンも突破されるようだと次の狙い目は1.1080、1.1275となろう。


2023/11/29(水) 10:06 JST
ドル・円の下落に弾みがついてきたようだ。昨日、ドル・円は147.33まで下落。その勢いのまま今朝の市場では午前10:03までに146.67付近まで下げ幅を拡大する場面があった。89日移動平均線を大きく下抜いただけでなく先週の安値147.16をブレイク。さらに、日足雲も下抜けた。下値不安が急速に拡大しつつあるようだ。

急速に下値不安が広がる中、ドル・円の目先の狙い目は中期サポートラインだ。同ラインは週足上、今週は146.47に位置する。そこで下げ止まれば一旦は下落一巡感が出るものの、破られるようだともう一段の下押しリスクに要警戒となる。この時の下値ターゲットは144円台半ばだ。

他方、上値に関してレジスタンスは148.80/85レベル。破られると149.70/75レベルへの上値余地が生じる。同水準には21日移動平均線が接近。強いレジスタンスが形成されるため目先、ドル・円が150円台を回復するのは難しいのではないか。


2023/11/28(火) 10:59 JST
ユーロ・ドルは1.1000の壁を目前に上げ渋っているものの、下値しっかりの展開となっており上昇トレンドに大きな変化はない。1.1000トライに引き続き注意が必要だ。同水準が突破されると1.1080、1.1275を狙う動きに気をつけたい。

下値に関しては図に示したサポートラインに注目。破られるとユーロ売り圧力が掛かりやすくなる。ただ、その下には3本の移動平均線や日足雲の上限などサポートが目白押しだ。サポートライン・ブレイク後の下値余地は大きく見込めそうにない。200日移動平均線は目先、1.0815付近をなだらかに上昇しそう。21日移動平均線は1.0800付近を上昇か。89日移動平均線は1.07台40/45付近を下降すると予想される。日足雲上限は1.0704(火)1.0700(水)、1.0697(木)に位置する。


2023/11/26(日) 22:13 JST
ドル・円は147.16をつけて反発に転じたあと150.00レベルに届かず伸び悩む展開だ。150.20付近には21日移動平均線もあるので概ね150.00/20ゾーンが強い抵抗帯になると見られる。同ゾーンは[151.92⇒141.16]の下落に対する61.8%戻しにも相当する。ドル・円が同抵抗帯を越えれば76.4%戻し、150.80レベルを試す動きに要注意だ。

ドル・円が上記抵抗帯を越えられなければ反落後、もみ合いへと移行しそうだ。もみ合い圏の下値目処は89日移動平均線、または最近の安値147.16付近だ。89日線は目先、147.70/80レベルを上がってきそうだ。147.16突破は簡単ではないと見られるが、突破されると日足雲下限も破られるので144円台半ばを狙ってもう一段の下押し圧力が高まるリスクに要警戒となる。


2023/11/24(金) 09:41 JST
ユーロ・ドルは火曜日に1.0965をつけたあと伸び悩む展開。目先、上値は1.1000がターゲット、且つレジスタンスとなるので今週の高値1.0965から1.1000にかけてのゾーンが抵抗帯となろう。ただ、ユーロ・ドルが200日移動平均線より上で推移している限り、上値を模索する動きが続く。1.1000が破られると1.1080、1.1275が次のターゲットだ。

下値に関しては200,89,21日移動平均線がサポートだ。200日線は1.0810付近で横ばい推移しそう。89日線は1.0740/50レベルを下降か。21日線は1.0750/70ゾーンを上がってくると見られる。これら3本が織りなすサポート帯を突破するのは簡単ではなさそうだが、すべて破られるとユーロ・ドルの上値トライの動きが後退する。


2023/11/23(木) 10:44 JST
ドル・円は先週金曜日に21日移動平均線を下抜けたあとも売られ続け一昨日には147.16まで下落。89日移動平均線をかすめた。昨日は急速に買い戻しが入り149.75まで反発する場面があった。

急激、大幅な値動きがある中で89日線がうまくサポートの役目を果たした。ドル・円が89日線付近から大幅急反発したところを見るとひとまず目先の底を確認したようだ。今後は同移動平均線から147.16にかけてのゾーンが強いサポート帯になろう。同移動平均線は目先、147.50/70ゾーンを上がってくると予想される。

上値に関しては21日線がレジスタンスだ。目先、おそらく150.20/30付近に位置すると見られる。ドル・円がこれを上抜ければ、荒れ相場にありがちな76.4%戻しレベルへの反発に要注意。[151.92⇒147.16]の下落に対する76.4%戻しは150.80だ。ちなみに、61.8%戻しは150.10なので150.00レベルから21日線にかけてのゾーンが重くなりそうだ。


2023/11/21(火) 11:04 JST

ユーロ・ドルは89,200日移動平均線をブレイクしたあと上げ幅を拡大。昨日は1.0952をつける場面があった。目先は心理的な壁となる1.10レベルが上値のターゲットとなろう。同水準より上のターゲットは[1.1275⇒1.0448]の76.4%戻し、1.1080、または100%戻し1.1275だ。

下値に関しては89,200,21日移動平均線がサポートだ。89日線は目先、1.0745/55付近を下降。200日線は1.0805近辺を横ばいか。21日線は1.0710/20レベルを上がってくると予想される。下値はこれらの3本の移動平均線に下支えられるため、かなり固いだろう。しかし、3本の移動平均線すべてが破られるとユーロ・ドルの反発地合いが弱まり上値が重くなる。流れはもみ合い局面へと移行しそうだ。


2023/11/19(日) 22:24 JST
ドル・円は先週末、149.20まで下落。21日移動平均線(150.44)を大きく下回った。日足ローソク全体が完全に21日線を下抜けていないので厳密にはクリア・ブレイクの判定はお預けとなるところだが、抜け幅がこれまでにないぐらいの大きさとなった。同移動平均線突破のリスクに十分に警戒を要する流れだ。

下値のポイントは148.80/149.00ゾーンのサポート帯。さらに、その下には日足雲上限が同サポート帯に接近してくる。同上限は 148.52(月)、148.66(火)、148.83(水)に位置する。両者が破られるとさらに下押しが入る恐れがある。そうなれば、89日移動平均線を狙う動きに要注意だ。89日線は目先、147.25付近を上昇すると予想される。

上値に関しては21日線がレジスタンス。目先、150.40/50付近に位置すると予想される。ドル・円がこれをしっかり上回れば相場のもみ合い色が深まりそうだ。


2023/11/16(木) 10:40 JST
ユーロ・ドルは一昨日、89,200日移動平均線を一発で破って1.0887まで急伸。昨日はやや伸び悩んだものの、高値圏を維持した。強いレジスタンスになると予想された両移動平均線が破られたことでユーロの続伸リスクに要注意だ。

89日線は目先、1.0760/70付近をなだらかに下降しそう。200日線は1.0805レベルで横ばい推移すると予想される。両者は今後、逆に強いサポート帯を形成する。ユーロ・ドルが1.08台を維持する間は堅調地合いが継続、1.1000レベルを試す動きがくすぶる。

ユーロ・ドルが89,200日線を下回れば反発の勢いが弱まり相場のもみ合い色が深まる。このとき、下値は1.0660レベル、或いは21日移動平均線がサポートになろう。21日線は目先、1.0660/75ゾーンを上昇しそうだ。


2023/11/15(水) 10:51 JST
ドル・円は月曜日に最近の高値を更新、151.92をつけたが、昨日は強烈な売りを浴びて150.17まで反落する場面があった。21日移動平均線を瞬間的に下回ったものの、まだクリア・ブレイクには至っていない。今朝の市場では午前10:47現在、150.50/55付近での取り引きとなっている。

ドル・円の下値に関する焦点は21日線が破られるかどうかに絞られる。同移動平均線は目先、おそらく150.30/40レベルで推移すると見られる。破られると148.80/149.00ゾーンへの続落リスクに油断できない。投機的な円ショート・ポジションが積み上がっている(参照)と推測されるため、ポジション巻き戻しによる円買い圧力が予想外に大きくなる可能性に気をつけたい。

上値に関しては151.75/152.00ゾーンが強い抵抗帯だ。151円台後半から強い売りを二度(昨日と二週間前)、見ているだけに同ゾーンには潜在的なドル売りリスクが潜んでいそうだ。破るのは簡単ではなさそうだが、ドル・円が152円台乗せに成功すれば、154.40レベルへの上値余地が生じる。


2023/11/14(火) 10:44 JST
ユーロ・ドルは1.0756をつけたあと1.07台で伸び悩む展開となっているものの、21日移動平均線を十分に上回った流れが続いており堅調地合いが崩れた兆候は見て取れない。

ユーロ・ドルは最近の高値1.0756から200日移動平均線のある1.0800レベルにかけてのゾーンを窺う動きに油断できない状況だ。ただ、同ゾーンは非常に強い抵抗帯になると予想されるのでユーロ・ドルが1.08台にしっかり乗せるのは難しそうだ。

他方、下値に関しては最近、固くなっている1.0660レベルがサポート。これが破られると21日線が試される。同移動平均線は目先、1.0625/35レベルを上がってくると見られる。ユーロ・ドルが21日線を下回れば反発の勢いが削がれ相場のもみ合い色が深まりそう。このとき、下値は1.0500レベルが強いサポートになろう。


2023/11/12(日) 22:06 JST
ドル・円は先週一週間を通じて日足には陽線が連続して出現。堅調地合いの継続を見ごとに表した。ただ、151.74はまだ破られておらず続伸のチャンスを逃した。しかしながら、最近の高値を更新する可能性が十分にあるだけに上値リスクに対する注意は怠れない。151.74ブレイク後の目先上値ターゲットは152.00レベル。ドル・円がそこで止まらないようであれば、中期チャンネル上辺のある154.40付近への上値余地に気をつけたい。

下値に関してサポートは150.75レベルと21日移動平均線。21日線は目先、150.25/40ゾーンを上がってくると予想される。破られると148.80/149.00ゾーンへの下値余地に警戒したい。


2023/11/09(木) 10:32 JST
ユーロ・ドルは1.0756をつけたあと伸び悩む展開。ただ、大きく値崩れしたわけではないので上値トライの芽は摘まれていない。上値の焦点は1.0756突破後の1.0800近辺の強いレジスタンスだ。89,200日移動平均線が待ち構える同水準は非常に強い抵抗帯になると予想されるので破るのは簡単ではなさそうだ。89日線は目先、1.0780/85付近を下がってきそう。200日線は1.0804付近で横ばい推移すると見られる。

下値に関しては21日移動平均線がサポート。同移動平均線は目先、1.0605/15ゾーンを上昇すると予想される。ユーロ・ドルがこれを下回れば反発の流れが一服、もみ合いへと移行しそうだ。この時下値は1.0500レベルが固くなると見られる。


2023/11/08(水) 10:54 JST
ドル・円は151.74をつけたあと、21日移動平均線を試す動きが見られたが、まだクリア・ブレイクには至っていない。ただ、何度か同移動平均線を跨ぐ挙動があったので堅調地合いながらももみ合い色が出始めたようだ。

上値に関しては最近の高値151.74がレジスタンス。下値は148.80/149.00ゾーンがサポート帯だ。両チャートポイントが破られない間は当然だが、もみ合い相場が続くことになる。151.74が破られると中期チャンネル上辺への上値余地に要注意だ。同上辺は週足上、今週は153.95に位置する。他方、148.80/149.00ゾーンが破られると日足雲上限への続落リスクに要警戒。同上限は今週金曜日まで148.02で横ばいとなる。


2023/11/07(火) 09:43 JST
想定していたもみ合い圏の上限、1.0700レベルを越えてきたユーロ・ドルは昨日、上げ幅を拡大して1.0756まで上昇する場面があった。1.0740/70ゾーンの抵抗帯で上げ渋る展開だ。同ゾーンを越えたとしても1.0800付近には89,200日移動平均線が待ち構えているので上値はかなり重そうだ。89日線は目先、1.0785/90レベルをなだらかに下降しそう。200日線は1.0805付近で横ばいとなりそうだ。

下値に関してサポートは21日移動平均線。目先、1.0600/10付近を上がってくると予想される。ユーロ・ドルこれを下回れば反発の勢いが萎えるので流れはもみ合いへと移行するのではないか。このとき下値は1.0500レベルが固くなりそうだ。


2023/11/03(金) 11:05 JST
ドル・円は151.74をつけたあと売りに押される展開。ただ、下値は固く21日移動平均線を意識したビッドが持ち込まれているもよう。同移動平均線は目先、149.75/90付近を推移すると予想される。これが相場をうまくサポートするかどうかに注目。そうなれば、ドル・円の堅調地合いが続く。151.74突破後の目先ターゲットは152円水準。ここを上抜ければ153円台半ばを目指す。

21日線のクリア・ブレイクは相場修正の流れにつながりかねない。下値サポートは148.80/149.00ゾーン。破られると148.15/20レベル、或いは日足雲上限が試される。日足雲上限は147.80(金)、147.88(月)、148.02(火)に位置する。


2023/11/01(水) 10:42 JST
ドル・円は昨日、149円台前半で下値を固めたあと151.74まで急伸。日足チャート上に強烈な陽線を引いた。今年の高値を再び更新したことから上値を追う流れになりつつある。

ここから先、151.74ブレイク後のターゲットは昨年の高値151.94、さっと152円水準だ。ここで止まらなければ中期チャンネル上辺のある153円台半ばが視野に入る。ただし、テクニカル的には続伸が期待されるものの、現実の相場ではテクニカル以外の要素に十分な警戒が求められる。

下値に関しては148.80/149.00ゾーンがサポート帯。その下に続くサポートは148.15/20レベル、日足雲上限だ。日足雲上限は今週末まで147.80で横ばいとなる。


2023/10/31(火) 10:48 JST
ユーロ・ドルは先週水曜日より21日移動平均線を下回る場面があったが、終値ベースではまだクリアに破っていない。ただ、ザラ場で同移動平均線は何度も侵食されているので堅調地合いながらも流れはもみ合い色を帯び始めているようだ。

もみ合い局面へ移行するとなれば、想定されるもみ合い圏は1.05/1.07ゾーンか。10月5日以降、ユーロ・ドルは概ね同ゾーン内で売り買いが交錯する展開だった。同ゾーンからはみ出した場合、上値については1.0740/70ゾーンが狙い目。下値は最近の安値である1.0448がターゲットなろう。


2023/10/29(日) 22:26 JST
ドル・円は先週木曜日に150.77まで上昇したものの、その翌日は伸び悩む展開となり149円台半ば付近へ反落した。ただ、21日移動平均線はまだ破られていないため、堅調地合いが崩れた様子は見て取れない。しかしながら、上値が(意外に?)重いことから反落リスクに対する警戒は怠れない。21日線は目先、149円台半ば付近で推移すると予想される。これが破られ修正のドル売りが強まるようだと下値リスクが膨らむ。下値のポイント(サポート)は148.15/20レベル。突破されると日足雲上限、或いは147.30への続落リスクに気をつけたい。

上値のポイントは150.77に絞られる。突破されると152円水準への上値余地に要警戒となる。


2023/10/27(金) 10:49 JST
ユーロ・ドルは1.0693をつけたあと売りに押される展開。昨日は一時的に21日移動平均線を下回る場面があったが、終値ベースではまだクリアに破っていない。しかし、同移動平均線より下に明確に沈み込むようであれば相場のもみ合い色が深まる。昨日の1.05台前半の固さを考慮すれば、下値は1.0500レベルがサポートになりそう。同水準がブレイクされると1.04台半ばが試される。

上値に関しては1.0693、幅を持たせて1.0700レベルがレジスタンス。下値を固めたユーロ・ドルがこれを越えられない限り、もみ合い相場が続く。1.0700突破後のターゲットは1.0740/70ゾーンとなろう。


2023/10/26(木) 13:15 JST
ドル・円が今年の高値を更新した。昨日、ドル・円は150.16を抜いて150.32まで上昇したあと本日の正午過ぎに150円台半ば付近まで上げ幅を拡大。上値を目指す態勢を保っている。

ドル・円の目先のターゲットは昨年につけた151.94。ざっと、152円水準だ。ただし、そこへ至るまでは突発的なドル売りの危険を警戒しながらの道程となる。

他方、下値に関しては21日移動平均線がサポート。目先、149円台半ば付近で推移すると予想される。同移動平均線のクリア・ブレイクはドル高修正のきっかけとなり得る。この時、148.15/20レベル、或いは147.30への下値余地に要注意だ。


2023/10/25(水) 10:59 JST
ユーロ・ドルは一昨日、急伸して1.0700に接近。昨日は1.0693をつけたあと反落したものの、21日移動平均線を上回る状態を維持した。どうやら、三か月以上続いた下降トレンドからクリアに上抜けたようだ。21日線を上回った流れが続く限り、上値を試す動きが見られそう。目先のレジスタンスは1.0740/70ゾーンだ。破られると89,200日移動平均線を狙いに行く。両移動平均線は1.0815/20付近で推移すると予想される。

下値に関しては21日線がサポート。目先、1.0555/60付近に位置しそうだ。ユーロ・ドルがこれを下回ると反発力が弱まりもみ合いへと移行しやすくなる。想定されるもみ合い圏は概ね1.0450/1.0700ゾーンになるのではなかろうか。


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