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テクニカル分析記事

2024/10/13(日) 19:43 JST

ユーロ・ドルは先週半ばから後半にかけて上図に示したサポートラインを切ったあと89日移動平均線と日足雲下限を破ろうかという勢い。流れは200日移動平均線を目指す方向だ。89,200日線に挟まれるゾーンは強いサポート帯になると見られるため、ドル・円がそこを素通りするのは難しそうだ。しかし、200日線が突破されるようだとダブルトップのターゲット、1.0800近辺への下落余地に要注意となる。同移動平均線は目先、1.0875付近で横ばい推移しそうだ。

上値に関しては1.0955がレジスタンス。ユーロ・ドルがこれを越えてくれば、1.1000レベルへの上昇余地が生じる。同水準より上のレジスタンスは1.1040だ。さらに今後、下がってくるであろう21日移動平均線の動向にも注意したい。


2024/10/11(金) 11:11 JST
堅調地合いを続けているドル・円は昨日、149.58まで上昇。節目の150円水準に迫る場面があった。ただ、150.00より上には89200日移動平均線があって強い抵抗帯を形成しているため、上値余地を大きく見込みにくいのではないか。ひとまずドル上昇が息切れすると見たいところだ。89日線は目先、150.45/60ゾーンを下降、200日線は151.20/25付近を上昇すると見られる。予想を外して両移動平均線が破られると次のターゲットは[161.95⇒139.58]の下落に対する61.8%戻し、153.40レベルとなろう。

下値に関しては148.25/30レベルがサポート。破られると147.35への続落リスクに要注意。さらに、日足雲下限、21日移動平均線の位置も注視しておきたい。日足雲下限は145.11(金)、145.02(月)、145.04(火)に位置。21日線は目先、おそらく144.90/145.30ゾーンを上がってきそうだ。


2024/10/09(水) 11:14 JST

ユーロ・ドルは先週末に1.1000を割り込んだあと今週に入って1.09台後半を中心に小動き。下値は89日移動平均線、日足雲下限、サポートラインに支えられ固そうに見える。89日線は目先、1.0945付近で推移しそうだ。日足雲下限は1.1053(水、木)、1.1051(金)に位置する。ざっと、1.1050/1.1000ゾーンが非常に強いサポート帯を形成している。破るのは簡単ではなさそうだが、破られるとストップロスのユーロ売りが持ち込まれる恐れ。そうなれば、1.0775/80レベルへの下値余地に要警戒だ。

1.0950レベルがホールド(破られない)されれば相場のもみ合い色が残ることになる。上値は21日移動平均線がレジスタンスだ。ユーロ・ドルが同移動平均線を越えたとしても大した意味はなく、もみ合い相場が継続しそうだ。


2024/10/07(月) 10:49 JST
ドル・円は先週末の市場で149.00に到達。今朝の市場では一時、149.12付近へ上げ幅を拡大したあと午前10:48現在、148.40/45レベルでの取引となっている。

9月3日につけた147.20を抜いて日足雲の中に入ったドル・円の上値ターゲットは149.40であることは明らかだろう。強いレジスタンスになると見られるが、破られると89,200日移動平均線を狙う動きに要警戒だ。89日線は目先、150.80/95ゾーンを下がってきそうだ。200日線は151.10/20ゾーンをなだらかに上昇すると予想される。両移動平均線は概ね[161.95⇒139.58]の下落に対する半値戻し(=150.77)に相当する。一旦はその近辺で上昇一服となると見たいところだ。

下値に関しては145.90/146.00ゾーンがサポート。破られると21日移動平均線への下値余地に要注意だ。同移動平均線は目先、143.70/144.00ゾーンを上がってくると予想される。


2024/10/04(金) 09:56 JST
ユーロ・ドルは1.11/1.12ゾーンを中心とした小幅もみ合いから下抜けて昨日、1.1008まで下落した。団子状態から抜け出したものの、短期的なもみ合い圏の中に留まっているため、もみ合い相場が依然として継続しているようだ。

想定されるもみ合い圏下限は1.1000レベルだ。同水準が破られるとストップロスのユーロ売りが発動される恐れ。そうなれば1.0950レベルへの下値余地に要注意となる。さらに、同水準に加えて89日移動平均線も突破されるようだとダブル・トップのターゲット、1.0800近辺への続落リスクに気をつけたい。

他方、上値に関してレジスタンスは1.1065。破られると上値を追いやすくなるが、もみ合い圏の中での値動きなので上値は限定的か。1.1200/15ゾーンが強い抵抗帯となって相場の上昇を阻みそうだ。


2024/10/03(木) 10:06 JST

日足雲10/310/410/7
下限147.10146.93146.89

ドル・円の反発が目覚しく今朝の市場で一時、147.00近辺まで上昇した。145.00のレジスタンスを簡単に突破、昨日の高値146.52を越えて上げ幅を一段と拡大した。

目先、上値に関しては日足雲下限が狙い目だ。同下限は上表のように今後、147円台前半から146円台後半へ下がって行く。そこで上昇に歯止めが掛からないようであれば147.20をトライ。ドル・円が雲の中にしっかり入り込めば149.40を狙いにいく流れになりそうだ。

下値に関してはまず、144.20がサポート。破られると21日移動平均線(昨日は143.06)への下値余地に要注意だ。同移動平均線は目先、143円台前半を上がってくると予想される。ドル・円がこれを下回ればドル反発が一服しそうだ。


2024/10/01(火) 10:05 JST
ユーロ・ドルはまことに方向感の見極めにくい展開が続いている。チャートを見てわかるようにここ二週間ほど大方の取引が1.11台に集中。一時的に1.12台に乗せる場面があったものの、上値はかなり重い。他方、下値は21日移動平均線近辺でしっかりサポートされている様子が見て取れる。

現在の流れを見る限り、ユーロ・ドルは1.11/1.12ボックス圏で売り買いが交錯しそうとの予想が立つ。ただし、このような狭いレンジでの値動きがいつまでも続くはずがない(と見るのが一般的)ので同レンジからのはみ出しがいつ起きてもおかしくないという準備は必要だ。上抜けた場合、1.1500レベルまでチャート上の引っ掛かりがない。つまり、そこまでの上昇余地が生じる。逆に、下抜けた場合、日足雲がサポートとして相場を下支えるかどうかに注目。日足雲は1.1033(火)、1.1039(水)、1.1052(木)に位置する。その下、1.10レベルもサポートとなる。1.10レベル突破は簡単ではなさそうだが、破られると89日移動平均線近辺への下落余地に気をつけたい。


2024/09/29(日) 22:23 JST
先週末のドル・円は乱高下。146円台半ばへ上昇したあと4円以上の急落を演じ一時、142.07をつける場面があった。日足チャート上には強烈な陰線が出現した。

ドル・円は上から強く叩き込まれたことからフォローのドル売りが続きそうな形勢だが、挙動だけを見れば21日移動平均線を挟んでもみ合う形であると読み取れる。陰線の強さに影響されこのままズルズルと下値を切り下げると見るのか、判断に迷うところだ。下値に関してポイントは141.75のサポート。これが破られると140.30/40ゾーンへの下値余地に要警戒となる。逆に、ドル・円が再度、21日線に絡む動きになれば相場のもみ合い色が深まる。21日線は目先、おそらく143.00/20ゾーン近辺に位置すると見られる。同移動平均線より上のレジスタンスは143.80レベル。破られると145.00/20ゾーンへの上値余地に気をつけたい。


2024/09/27(金) 10:25 JST
ドル・円は左図に示した抵抗線を上抜きそうだ。同抵抗線は日足上、昨日は144.25、本日は144.08に位置。ドル・円は午前10:23現在、145.40付近での値動きとなっている。

ドル・円はドル買いになびきやすい流れとなりつつある。抵抗線を越えたあとの目先ターゲットは147.20、或いは日足雲下限だ。日足雲下限は148.26(金)、148.04(月)、147.87(火)、147.61(水)と下がってくる。これ以外に参考にしたいポイントは[149.40⇒139.58]の下落幅に対する61.8%戻し(145.65)と76.4%戻し(147.08)だ。

下値に関しては21日移動平均線に注目。目先、おそらく143.40/50付近を上昇してくると予想される。ドル・円がこれを下回れば相場のもみ合い色が深まる。このときの下値サポートは141.75レベルとなろう。


2024/09/26(木) 09:44 JST
ユーロ・ドルは昨日、1.1214をつける場面があった。8月26日につけた1.1202を一時的に上回ったが、その後は売りに押されて小反落、もみ合い圏の上限をクリアに破ることはできなかった。

ユーロ・ドルは今のところ、まだもみ合い色を帯びた流れだ。ただ、同時に21日移動平均線を上回る状態も続いているので上値トライを諦める状況ではないようだ。1.1214を越えて1.1500レベルを狙う動きには引き続き注意が必要だ。

ユーロ・ドルが21日線を下回れば上値の重さが印象付けられる。ただし、もみ合いから抜けきっていない間は当然のことながらもみ合い相場が続く。想定される短期のもみ合い圏下限は1.10レベル。破られると89,200日移動平均線のある1.0900近辺への下値余地に気をつけたい。


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