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2023/05/31(水) 10:50 JST
ドル・円は一昨日、昨日と140.92で頭打ち。想定されるチャンネル上辺付近で上昇に歯止めがかかった。ただ、ここで頭打ちになったと判定することはまだできないので引き続き上値リスクに対する警戒を緩めることはできない。チャンネル上辺は日足上、140.88(水)、140.93(木)、140.97(金)に位置する。ドル・円がチャンネルを上抜ければ142.50レベルへの続伸リスクに気をつけたい。
ドル・円がチャンネル上辺を越えられなければ、反落可能性が高まる。下値に関してサポートは139.50、138.25レベル。後者が破られると21,200日移動平均線への下値余地に要警戒となる。21日線は目先、137.20/35ゾーンを上昇か。200日線は137.28付近を横ばい推移すると予想される。
2023/05/30(火) 10:11 JST
ユーロ・ドルは上値の重い流れが続いているが、先週木曜日以降は1.07台前半で下げ渋りが見られる。相場の底打ちシグナルがまだ出ていないので、1.0700レベルが破られると1.06台半ばを狙ってもう一段の下押しが入るリスクがくすぶる。同水準も破られると次の狙い目は1.0517だ。
ユーロ・ドルが直線的に下落してきたトレンドから外れる、つまり左図に示したトレンドラインが破られると方向転換のきっかけとなる可能性があるので注意したい。そうなれば相場を修正するユーロ買いが入りやすくなり89日移動平均線への反発リスクが生じる。同移動平均線は目先、1.0810/15レベルをなだらかに下がってきそうだ。
2023/05/28(日) 22:16 JST
チャンネル | 5/29 | 5/30 | 5/31 |
---|---|---|---|
上辺 | 140.78 | 140.83 | 140.88 |
ドル・円は先週末に140.73まで上昇。想定されるチャンネル上辺にピタリとタッチした。テクニカル面からそろそろ上昇にブレーキが掛かっておかしくない局面だが、上げ止まりを示唆するサインがまだ出ていないだけに上値リスクに対する警戒を解くことはできない。チャンネルから上抜ければ次なるターゲットとして142.50レベルが視野に入る。
下値に関してサポートは近いところから順に139.50、138.25レベル。後者が破られると200日移動平均線、または21日移動平均線への下値余地に要注意だ。200日線は目先、137.25付近で横ばい。21日線は136円台後半から137円台前半へと急速に上がってくると予想される。ドル・円が両者に絡めば上昇一巡感が強まりそうだ。
2023/05/26(金) 10:46 JST
ユーロ・ドルが一段と下げ幅を拡大。昨日、1.0708まで売り込まれる場面があった。89日移動平均線から大きく乖離して陰線が連続する流れとなっており下値リスクに引き続き警戒が必要だ。
目先の下値ターゲットは1.06台半ば。[1.0517⇒1.1096]参照の上昇に対する76.4%戻し(=1.0654)に相当する水準だ。そこで止まらなければ3月の安値1.0517が視野に入ってくる。他方、上値に関してレジスタンスは89日線。同移動平均線は1.0815/20レベルを横ばい気味に推移しそうだ。ユーロ・ドルがこれを上回れば下げ一服感が強まり修正のユーロ買いが入りやすくなる。このとき、21日移動平均線への上値余地に気をつけたい。21日線は目先、1.08台後半を下がってくると予想される。
2023/05/25(木) 10:48 JST
ドル・円の上昇に歯止めがかからず昨日は139.48まで上昇する場面があった。今朝の市場では午前10:45現在、139.60付近での取り引きとなっており堅調地合いが継続中だ。
順調に上げ幅を拡大するドル・円の目先ターゲットは想定されるチャンネル上辺だ。同上辺は日足上、140.68(木)、140.73(金)、140.78(月)に位置する。相場がひと息つきやすい、大台の140円ということも考慮すれば一旦は上昇にブレーキが掛かっておかしくないだろう。しかし、そこで止まらないようであれば、次のターゲットである142.50レベルへの続伸リスクに要注意だ。
下値に関しては138.25レベルがサポート。破られると200日移動平均線への下値余地に気をつけたい。ドル・円が同移動平均線に絡めば上昇に一巡感が出やすくなる。200日線は目先、137.20/25付近を横ばい気味に推移すると予想される。
2023/05/24(水) 10:27 JST
ユーロ・ドルは昨日、月曜日に続いて1.0761まで下落したが、下げ幅拡大に失敗。今朝の市場では午前10:24現在、1.0770付近での取り引きとなっている。
今週に入ってユーロ・ドルは大方の取引が89日移動平均線より下に集中。下値不安がくすぶる一方で1.0760/65レベルが固いサポートになって相場を支えている。いわば、もう一段の下落リスクと反発可能性とが同時に存在している状況だ。
下値に関しては1.0760レベルが破られるとユーロへの売り圧力が高まる。ただ、1.0740レベルにもサポートがあるので同水準突破が一段安の条件だ。そうなれば1.06台半ば付近への下値余地に要警戒だ。上値については89日線付近、1.0820/30レベルが強いレジスタンスだ。したがって、これが破られるとユーロ・ドルが反発しやすくなる。このとき、上値の目処は1.0900/05レベル、或いは今後急速に下がってくる21日移動平均線となろう。21日線は目先、1.0915/25付近を下降しそうだ。
2023/05/23(火) 10:41 JST
ドル・円は先週水曜日に200日移動平均線を越えたあと、三日連続して同移動平均線をクリアに上回った状態で推移。下値しっかりの展開が続いており上値余地を予感させる動きだ。目下、138.75付近が強いレジスタンスになってドル上伸を阻んでいるが、破られると上昇に弾みがつきかねない。そうなればチャンネル上辺を狙う動きに要警戒となる。同上辺は目先、140円台後半を上がっていく(5/19の記事参照)。
下値に関しては200日線がサポート。同移動平均線は今後、137.20付近をなだらかに上がってきそうだ。ドル・円がこれに絡んでくればドル上昇が一服しやすくなる。このとき、21日移動平均線への下値余地に気をつけたい。21日線は目先、135.90/136.00付近を上昇すると予想される。
2023/05/21(日) 22:22 JST
ユーロ・ドルは先週末、89日移動平均線を下抜けて1.0761まで下落。ほぼ同移動平均線を破った格好だ。ただ、89日線の一発ブレイクは頻繁にあるわけでないので、このままズルズルと下げ幅を拡大するかどうかは不透明だ。しかし、1.0740レベルのサポートが破られると1.06台半ば付近への続落リスクに要注意となる。
上値に関しては89日線がレジスタンス。目先、1.0820/25レベルで横ばい推移すると見られる。ユーロ・ドルがこれをしっかり越えてくれば同移動平均線に絡むもみ合いへと移行しそうだ。このとき、上値は1.0900/05レベルが重くなると見られる。
2023/05/19(金) 10:53 JST
チャンネル | 5/19 | 5/22 | 5/23 |
---|---|---|---|
上辺 | 140.48 | 140.53 | 140.58 |
ドル・円の上昇に歯止めがかからない。昨日、ドル・円は138.75まで買い進まれた。200日移動平均線を大きく越えて最近の高値137.77だけでなく今年の高値137.90も上抜いた。もう一段、上値を目指す流れになりつつある。
上昇にさらなる弾みがつきそうなドル・円の目先ターゲットは左図に示したチャンネル上辺だ。ただ、相場の上昇が速いだけにその近辺ではカウンターのドル売りに気をつけたい。チャンネル上辺を上抜けば次の狙い目は[151.94⇒127.22]参照の下落に対する61.8%戻し、142.50レベルだ。
下値に関してサポートは200日線。同移動平均線は目先、137.15付近を横ばい推移すると見られる。一般に相場が200日線を素通りするケースは稀なので一旦は揺れ戻しによるドル反落が(数日後かもしれないが)十分にあり得る。さらに、その下にある21日移動平均線もサポート。同移動平均線は135円台半ばから後半を急速に上がってきそうだ。
2023/05/18(木) 09:33 JST
ユーロ・ドルは昨日、1.0811まで下落。ちょうど89日移動平均線のある水準(1.0822)に到達した。その後は下げ渋りNY市場引けは1.0840近辺だった。
ユーロ・ドルがターゲットであった89日線に届いたことから一旦は下げ止まると見たいところ。しかし、予想に反して下げに歯止めが掛からないようであれば、1.0740付近への続落リスクに要注意だ。他方、上値に関してレジスタンスは近いところから順に1.0900/05レベルと1.0935/40レベル。後者が破られると21日移動平均線が試される。同移動平均線は目先、1.0955/65レベルを下がってきそうだ。
2023/05/17(水) 09:56 JST
ドル・円の堅調地合いが継続中だ。昨日は136.69まで上昇。200日移動平均線を目指す動きが鮮明となった。同移動平均線は昨日時点で137.06にあって目先、137.10近辺をなだらかに上昇すると予想される。強いレジスタンスになるので一旦はドルの上昇にブレーキが掛かると見たいところだが、そこで止まらないようであれば最近の高値137.77を試す動きに要注意だ。
下値に関しては135.60/65レベルがサポート。破られると21日移動平均線への下値余地に気をつけたい。21日線は目先、おそらく135.05/10付近を上がってきそうだ。ドル・円がこれに絡めばドル上昇がひと息つきやすくなり相場がもみ合い色を帯びる。このとき、133.50/75ゾーンが固くなると見られる。
2023/05/16(火) 10:38 JST
ユーロ・ドルは先週金曜日、昨日と1.08台半ば水準へ到達。1.0940サポート破ってから下げ足を加速した。今朝の市場では午前10:30現在、1.0875付近での取り引きとなっている。
ターゲットとなる89日移動平均線まであとわずかだ。同移動平均線は目先、1.0820/25レベルで横ばい気味に推移すると見られる。日足雲上限が近くにあるため、同移動平均線は強いサポートになりそうだ。一旦は下落の流れにブレーキがかかるのではないか。しかし、そこで下げ止まらないようであれば、日足雲下限への続落リスクに要警戒だ。同下限は水曜日まで1.0772で横ばい推移する。
上値に関しては1.0935/40レベルがレジスタンス。破られると21日移動平均線を試す動きに気をつけたい。21日線は目先、1.0970/80付近を下がってくると予想される。