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テクニカル分析記事

2024/11/13(水) 09:59 JST
ドル・円は昨日、154.92まで上昇した。今朝の市場でも堅調地合いを維持しており午前9:56現在、154.90付近での値動き。これまでの高値154.71を上回った状態だ。

21日移動平均線に沿う形で上昇トレンドを維持しているドル・円の目先ターゲットは[161.95⇒139.58]の下落に対する76.4%戻しレベル、156.67近辺だ。ただし、ドル・円が21日線を下回ることになれば上昇にブレーキがかかりやすくなる。さらに、200日移動平均線も下回れば上昇一服感が強まり相場のもみ色が濃くなる。21日線は目先、152.35/65ゾーンを上昇か。200日線は151.80付近をなだらかに上昇すると予想される。


2024/11/12(火) 10:29 JST

ユーロ・ドルは昨日、1.0656まで下落。上図に示したサポートラインを下抜けようとしている。ターゲットの一つだった1.0665を達成、次の狙い目は4月につけた安値に相当する1.0600レベルだ。同水準が破られると1.04台半ばへの下落余地に要警戒となる。そこで一旦はユーロ下落にブレーキがかかると見たいが、突破されるとチャート上、下値に関しては引っ掛かりがよくわからない。フィボナッチ・リトレースメントを頼りにすれば、[0.9538⇒1.1275]の上昇に対する50%戻し、1.0406や61.8%戻し、1.0202が大まかな目安となろう。

他方、上値に関してレジスタンスはまず、21日移動平均線。目先、1.0800/15ゾーンを下がってくると見られる。ユーロ・ドルがこれを上抜ければ200日移動平均線が試される。同移動平均線は1.0870付近で横ばい推移する。ユーロ・ドルが200日線に絡んでくれば下落一服感が強まる。


2024/11/10(日) 22:16 JST
ドル・円は先週水、木曜日に154.70レベルで二日続けて頭打ちとなった。同水準が強いレジスタンスとなってドルの上伸を阻んだが、依然として21200日移動平均線より上で推移しており堅調地合いは保たれている。21日線は目先、151.80/90付近で推移か。200日線は151.70/75レベルをなだらかに上昇すると予想される。両者が相場を下支えしている間は上値リスクがくすぶり続ける。154.71ブレイク後のターゲットは156.67近辺だ。

ドル・円が21,200日線を下回れば、下押し修正が入りやすくなる。このときの下値余地は89日移動平均線まで。同移動平均線は目先、148.50/70ゾーンを下降すると見られる。ドル・円がこれに絡んでくれば上昇一服感が強まるため、相場の修正局面入りが濃厚となる。


2024/11/07(木) 09:51 JST

ユーロ・ドルは昨日、強く長い陰線を出現させ1.0683まで下落。上図に示したサポートラインを下抜けた。同サポートラインは日足上、本日は1.0765にあって一日約0.0001ずつ上がっていく。ユーロ・ドルがこれより下で推移する限り、下値リスクに油断できない状況が続く。目先の下値ターゲットは1.0665レベル、1.0600レベルだ。後者が破られると1.04台半ばへの続落リスクに要警戒となる。

上値に関してはサポートラインがこれまでとは逆にレジスタンスとなる。その上にある1.0935レベルが次のレジスタンス。同水準が破られると下げ一服感が強まりそうだ。


2024/11/06(水) 10:03 JST
ドル・円は153.88まで上昇後、じり安の展開。ただ、200日移動平均線をクリアに下回っていないことから堅調地合いを維持している。200日線は目先、151.60/65レベルをなだらかに上昇すると予想される。ドル・円が同移動平均線をしっかり下抜けば、ポジション調整のドル売りが入りやすくなる。とのとき、下値に関してサポートは21,89日移動平均線、日足雲上限。21日線は目先、151.15/30ゾーンで推移か。89日線は148.85/149.00ゾーンを下降すると見られる。日足雲上限は148.26(水)、147.79(木)、147.40(金)に位置する。

上値に関してレジスタンスは153.05/10レベル。破られると最近の高値、153.88が試される。同水準突破で[161.95⇒139.58]の下落に対する76.4%戻しレベル、156.67を狙う動きに要警戒だ。


2024/11/04(月) 10:07 JST

11/411/511/6
サポートライン1.07621.07631.0764

ユーロ・ドルは先週末に1.0905まで反発する場面があったが、騰勢を維持できずにNY市場引けにかけて1.0835レベルへ反落。しかし、今朝の市場では再び反発に転じ午前10:05現在、1.0875付近での取り引きとなっている。

ユーロ・ドルは21,200日移動平均線に絡みつく挙動が見え始めたことから流れはもみ合い相場へと移行しそうな形勢だ。そうなれば、想定されるもみ合い圏下限は1.0762と見て良さそうだが、上限はまだはっきりしない。1.0905が一つの目安となるものの、同水準が破られると89日移動平均線がもう一つの候補となる。或いは、”勇み足”による続伸で日足雲下限(1.0996)に相当する1.1000レベルを試す動きにも気をつけたい。89日線は目先、1.0965/70付近で推移しそうだ。


2024/11/01(金) 10:50 JST
ドル・円の上値が徐々に重くなってきたようだ。月曜日に153.88をつけたあと上値を窺う動きが見られたものの、伸び悩む展開。昨日は151.84まで反落し今朝の市場でも頭の重い展開となる中、午前10:45現在、152.20付近での取り引きとなっている。

サポートの一つ、200日移動平均線は目先、151.55/60レベルをなだらかに上昇する。ドル・円がこれより上で推移する間は堅調地合いを維持できるが、下回ればポジション調整のドル売りが入りやすくなる。ただ、下値には21,89日移動平均線、日足雲の上限とサポートが待ち構えておりすべて突破するのは簡単ではなさそう。しかし、これらが破られるようだとドル上昇一巡感が強まり流れは修正局面へ移行すると予想される。目先、21日線は150.55/70付近を上昇か。89日線は149.10/30ゾーンを下降しそう。日足雲上限は148.72(金、月)、148.60(火)に位置する。

上値に関して注目ポイントは153.88の一点に絞られる。破られると[161.95⇒139.58]の下落に対する76.4%戻しレベル、156.67がターゲットとなる。


2024/10/31(木) 09:52 JST

10/3111/111/4
サポートライン1.07591.07601.0762

ユーロ・ドルは上手に示したサポートラインを目前にして下落の動きが鈍ってきた。昨日は1.0871まで小反発して200日移動平均線(1.0869)にタッチ。ただ、そのすぐ上には21日移動平均線が接近中。さらに、89日移動平均線が1.0965/70付近に位置するため、上値は重そうだ。

下値に関しては目先、サポートラインが破られるかどうかに注目が集まる。同ラインは今後、1.0760付近をなだらかに上がっていく。破られると1.0665レベル、1.0600レベルがターゲットとなる。後者もブレイクされると1.04台半ばへの続落リスクに要警戒だ。


2024/10/29(火) 10:14 JST
ドル・円は昨日、153.88まで上昇。[161.95⇒139.58]の下落に対する61.8%戻しレベル、153.40を達成した。値ごろ的には程よい水準に到達したとみなせる。つまり、ひとまずドル上昇が一服しておかしくない状況だ。しかし、3本の移動平均線を飛び越えたドル・円が154円台に乗せてくるようだともう一段、上値を目指す動きに要警戒だ。この時のターゲットとなる目安は76.4%戻しの156.67となる。

ドル・円が200日移動平均線より上で推移する間は常に続伸リスクに気を付けなければならないが、同移動平均線を割り込めば下押し修正のきっかけとなり得る。ただ、その下には21,89日移動平均線に加えて日足雲上限がサポートとして控えているので下値余地を大きく見込みにくいか。目先、21日線は149円台後半を急速に上がってきそう。89日線は149.30/50ゾーンを下降、200日線は151円台半ばをなだらかに上昇すると見られる。


2024/10/27(日) 22:21 JST

10/2810/2910/30
サポートライン1.07561.07571.0758

ユーロ・ドルは先週水曜日に1.0762まで下落したあと下げ渋る展開。長期サポートラインを目前にしてブレーキがかかった格好だ。ただ、下落リスクは引き続きくすぶっているのでサポートライン突破から下値を目指す動きには注意が必要だ。下値ターゲットは1.0665レベル、1.0600レベル。後者が破られると1.04台半ばへの続落リスクに要警戒となる。

上値に関してレジスタンスは3本の移動平均線。89日移動平均線は目先、1.0960/65付近を上昇。200日移動平均線は1.0870レベルを横ばい推移か。21日移動平均線は1.0900/20ゾーンを下がってくると予想される。ユーロ・ドルがこのうち少なくとも2本の移動平均線に絡んでくれば相場にもみ合い色が帯びてきそうだ


2024/10/25(金) 09:58 JST
ドル・円は一昨日、153.19まで上昇。昨日は小幅反落したものの、今朝の市場では午前9:57現在、152.05付近で推移。200日移動平均線を上回っており堅調地合いを維持している。目先のターゲットとなる、[161.95⇒139.58]の下落に対する61.8%戻しレベル、153.40まであと少しだ。ちなみに、76.4%戻しは156.67となる。テクニカル的にドルの上昇余地はあるとはいえ、同時に61.8%戻し水準に接近するにつれて達成感も出るのでこれまでの相場上昇を修正する動きには注意が必要だ。

下値に関してサポートは200,89,21日移動平均線。目先、3本の移動平均線は順に151.43付近で横ばい、149.50/75ゾーンを下降、148.60/149.00ゾーンを上昇すると予想される。ドル・円がこれら3本の移動平均線に絡んでくれば上げ一服感が強まり流れはもみ合い相場へ移行すると見られる。


2024/10/23(水) 10:09 JST

最近の安値を更新し続けるユーロ・ドルは昨日、1.0797まで下落した。今朝の市場では昨日の安値を下回り午前9:49現在、1.0793付近での取り引き。1.0775/1.0800ゾーンのサポート帯が試されている。

上図に示した長期サポートラインが日足ベースで本日は1.0753に位置。今後、一日約0.0001ずつ上がっていく。したがって、このサポートラインも破らないことにはユーロに対する下方圧力が高まらない。突破に成功すれば、1.0665レベル、1.0600レベルを狙う動きに要警戒だ。

他方、上値に関してレジスタンスはまず、200日移動平均線。同移動平均線は先週木曜日から今週月曜日までユーロの反発をうまく止めた。ユーロ・ドルが200日線より下で推移する限り、下落不安がつきまとう。逆に越えてくれば次に89日移動平均線が試されそう。さらに、急速に下がってくる21日移動平均線の動向にも要注目だ。21日線は目先、1.0940/70ゾーンを下がってきそう。89日線は1.0955/60付近を横ばい気味に推移か。200日線は1.0870付近で横ばいになりそうだ。


2024/10/22(火) 09:48 JST

ドル・円は昨日、150.88まで上昇。200日移動平均線に接近した。89日移動平均線とで形成するゾーンは強い抵抗帯とみられるので一発ブレイクは難しいと予想したいところ。しかし、予想に反して突破されると次に目指すターゲットは152.83付近(■註)、或いは[161.95⇒139.58]の下落に対する61.8%戻し、153.40レベルだ。200日線は目先、151.35/40レベルをなだらかに上昇する。

下値に関してサポートは89日線。目先、149.90/150.00付近を下がってきそうだ。ドル・円がこれを下回らないようであれば、続伸リスクが高まる。同水準より下には148.85/149.10ゾーン、148.25/30とサポートが控えている。

■註: (146.49-139.58)x1.618+141.65=152.83


2024/10/18(金) 09:59 JST
ドル・円は昨日、150.32まで上昇。89日移動平均線(150.23)に到達した。ウェッジ・シナリオは崩れつつあるようだ。ただ、この上には200日移動平均線も控えており両移動平均線で形成される抵抗帯が立ちはだかるため、上値は重くなると見られる。したがって、相場の伸び悩みが嫌気されてポジション調整によるドル売りが持ち込まれるリスクには引き続き注意が必要だ。200日線は目先、151.35近辺をなだらかに上昇すると予想される。

ドル・円が反落に転じた場合、下値の注目ポイント(サポート)は148.85。破られると順に148.25/30、147.35レベルへの下落余地に気をつけたい。


2024/10/17(木) 09:51 JST
ユーロ・ドルは上手に示したサポートラインを切ったあと下落を続け昨日、1.0862をつける場面があった。同水準付近には200日移動平均線があって相場の下落をなんとか止めた格好だ。

ユーロ・ドルは午前9:50現在、1.0860/65レベルでの取引き。200日線は目先、1.0873付近で横ばい推移すると予想される。同移動平均線はまだクリアに破られていないが、下値不安はくすぶる。破られた場合、1.0775/1.0800ゾーンへの下落余地に要警戒。1.0775も破られるようだと1.0665レベルへの続落リスクが生じる。

上値に関してレジスタンスは近いところから順に1.0900/15ゾーン、1.0955レベル。後者は89日移動平均線が位置する水準でもある。さらに、1.10台前半を急速に下がってくる21日移動平均線にも注目。目先、1.1010/30ゾーンを下降するとみられる。


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