テクニカル分析記事

2025/03/25(火) 09:56 JST
ユーロ・ドルは1.09台半ば付近で伸び悩んだあと、じりじりと下値を切り下げる展開。その上昇力に陰りが見え始めたようだ。ただ、21,200日移動平均線より上で推移していることから基調的な堅調地合いは辛うじて保たれている。この流れが続く限り、上値トライのリスクはくすぶる。

ユーロ・ドルが21,200日線を下回ることになれば、1.09台半ばで当面の天井をつけたと判定される。そうなれば、ユーロ急反落とまでは行かないものの、上値が重くなりもみ合い相場へと移行しやすい流れとなる。このとき、下値に関してサポートは1.0655/60レベル、1.0585/90レベルだ。21日線は目先、1.07台半ば付近を上昇か。200日線は1.0728近辺で横ばい推移すると見られる。


2025/03/23(日) 22:14 JST

3/243/253/26
抵抗線149.32149.13148.94

ここ数日、ドル・円は21日移動平均線に絡み始めて下落リスクがやや薄れてきたようだ。この間、左図に示した抵抗線(チャンネル上辺)を試す流れになりつつある。同抵抗線は日足上、月曜日に149.32に位置。これは金曜日のNY市場終値に一致する。つまり、同抵抗線がいつ破られてもおかしくない状況だ。破られるとドル買い戻しが強まる恐れ。200日移動平均線トライに気をつけたい。200日線は目先、151.75/80付近を下がってきそうだ。

ドル・円が抵抗線突破に失敗すれば、下落リスクはくすぶり続ける。ただ、21日線に絡む動きが見られるため、ドル売り圧力は以前よりは弱まりそう。下値に関してサポートは148.20/25レベルと147.40レベルで変わらず。後者がブレイクされると146.55が試される。


2025/03/20(木) 10:02 JST

チャンネル3/203/213/24
上辺149.69149.51149.32
下辺145.49145.31145.12

ドル・円は昨日、150.15まで上昇。チャンネル上辺をわずかに越える場面があったが、その後の伸びを欠いて終値は148.60付近。チャンネルのクリア・ブレイクに失敗した。結果、ドル・円の基調的な軟調地合いに変調は起らなかった。ただ、21日移動平均線に絡み始めチャンネル上辺に近い水準で推移しているので上抜けのリスクには注意が必要だ。クリア・ブレイクに成功すれば200日移動平均線への上値余地が生じる。

下値に関してはこれまでの見方通り148.20/25レベルと147.40レベルがサポートだ。後者が破られると最近の安値146.55を試す動きに要注意。同水準突破でチャンネル下辺が試される。


2025/03/19(水) 10:08 JST

ユーロ・ドルは昨日、最近の高値を更新して1.0954をつけた。今朝の市場では午前10:05現在、1.0935付近での値動きとなっている。

ユーロ・ドルはここに来て上昇に勢いはないものの、じりじりと水準を切り上げている。ユーロ堅調の流れに依然として変化は読み取れないようだ。目先のターゲットはこれまで通り、1.1000レベルに設定される。さらに、上図に示した長期抵抗線を試す動きにも注意が必要だ。同抵抗線は月足ベースで今月は1.1155に位置する。

他方、下値に関して注目ポイントは変わらず、1.0805/25ゾーンのサポート帯。破られると200日線への下値余地が生じる。ユーロ・ドルがこれに絡んでくるようだと上昇がひと段落しそうだ。200日線は目先、1.0725付近で横ばい推移すると予想される。


2025/03/18(火) 10:05 JST

チャンネル3/183/193/20
上辺150.07149.88149.69

ドル・円は146.55をつけて下げ止まったあとドルを買い戻す動きが優勢。昨日は21日移動平均線(149.30)付近まで上昇する場面があった。同移動平均線は本日、終値が149.19ならば同じ値をとる。ドル・円は午前10:05現在、149.45近辺での取り引き。21日線を上回ろうとする動きを見せておりドル買いが強まりやすい流れだ。しかし、ドル・円がチャンネル上辺を越えない限り、基調的な下落トレンドは乱れない。逆に、越えれば下落一巡感が一段と強まるため、200日移動平均線への上値余地に気をつけたい。

下値に関してサポートは148.20/25レベルと147.40レベル。後者が破られると最近の安値146.55を試す動きに要注意だ。


2025/03/16(日) 22:20 JST

ユーロ・ドルは1.0947をつけたあと伸び悩んでいるものの、200日移動平均線を上抜いてから”高い位置”をキープ。基調的なユーロ堅調地合いに大きな変化は読み取れない。この流れが続く限り、ユーロ・ドルは節目となる1.1000レベルを目指す。同水準で上げ止まらなければ、長期抵抗線を試す動きに要注意だ。同抵抗線は月足ベースで今月は1.1155、来月は1.1130に位置する。

下値に関しては1.0805/25ゾーンがサポート帯。破られると200日線への下値余地に気をつけたい。ユーロ・ドルが同移動平均線に絡んでくるようだと上昇に一服感が生まれそうだ。200日線は目先、1.0725付近で横ばい推移すると予想される。


2025/03/13(木) 10:58 JST

チャンネル3/133/143/17
上辺150.63150.44150.26
下辺146.43146.24146.06

ドル・円は一昨日、146.55まで下落。下値はちょうど、想定されるチャンネルの下辺付近だった。同下辺が今のところうまくサポートとして効いているようだ。146円台でやや下げ渋っているものの、チャンネル内、且つ21日移動平均線より下で推移していることから基調的な流れは依然として下向きだ。

146.55ブレイク後のターゲットはこれまで同様にチャンネル下辺。下抜ければ145.00を狙いに行く。145.00レベルで下げ止まらないようであれば、141.65への下落リスクに要警戒だ。他方、上値に関して注目ポイントは21日線とチャンネル上辺。両者が破られると下落の流れが一巡しそう。このとき、200日移動平均線への上値余地に気をつけたい。21日線は目先、149.50/75付近を下がってくると予想される。200日線は152.00/05レベルをなだらかに下がってくると見られる。


2025/03/11(火) 10:37 JST
ドル・円はの下落傾向が継続中だ。昨日、ドル・円は146.63をつける場面があった。日足チャンネル下辺が146.99にあったのでやや下回る水準まで売られた。今朝の市場では午前10:35現在、146.90付近での値動きとなっている。

チャンネル下辺は今後、146.81(火)、146.62(水)、146.43(木)と下がってくる。まだ、クリアに下抜けたと言える状況ではないが、いつ下抜けてもおかしくない、危うい流れが続いている。下抜け後のターゲットは145.00レベルだ。ドル・円がそこで下げ止まらないようであれば、141.65への下値余地に要警戒となる。

上値に関してレジスタンスは148.20/40ゾーン。ドル・円がこれを越えてくれば、21日移動平均線が試される。同移動平均線は目先、149.90/150.20ゾーンを下がってくると予想される。


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