テクニカル分析記事

2025/03/13(木) 10:58 JST

チャンネル3/133/143/17
上辺150.63150.44150.26
下辺146.43146.24146.06

ドル・円は一昨日、146.55まで下落。下値はちょうど、想定されるチャンネルの下辺付近だった。同下辺が今のところうまくサポートとして効いているようだ。146円台でやや下げ渋っているものの、チャンネル内、且つ21日移動平均線より下で推移していることから基調的な流れは依然として下向きだ。

146.55ブレイク後のターゲットはこれまで同様にチャンネル下辺。下抜ければ145.00を狙いに行く。145.00レベルで下げ止まらないようであれば、141.65への下落リスクに要警戒だ。他方、上値に関して注目ポイントは21日線とチャンネル上辺。両者が破られると下落の流れが一巡しそう。このとき、200日移動平均線への上値余地に気をつけたい。21日線は目先、149.50/75付近を下がってくると予想される。200日線は152.00/05レベルをなだらかに下がってくると見られる。


2025/03/11(火) 10:37 JST
ドル・円はの下落傾向が継続中だ。昨日、ドル・円は146.63をつける場面があった。日足チャンネル下辺が146.99にあったのでやや下回る水準まで売られた。今朝の市場では午前10:35現在、146.90付近での値動きとなっている。

チャンネル下辺は今後、146.81(火)、146.62(水)、146.43(木)と下がってくる。まだ、クリアに下抜けたと言える状況ではないが、いつ下抜けてもおかしくない、危うい流れが続いている。下抜け後のターゲットは145.00レベルだ。ドル・円がそこで下げ止まらないようであれば、141.65への下値余地に要警戒となる。

上値に関してレジスタンスは148.20/40ゾーン。ドル・円がこれを越えてくれば、21日移動平均線が試される。同移動平均線は目先、149.90/150.20ゾーンを下がってくると予想される。


2025/03/10(月) 10:11 JST
もみ合い圏から上抜けたユーロ・ドルは上昇を加速して先週末に1.0888をつける場面があった。途中のテクニカルなポイント、200日移動平均線や1.0815/20レベルを難なく突破。今朝の市場でも騰勢を維持しており午前10:10現在、1.0870付近での取り引きとなっている。

一般に200日移動平均線突破を確認するまでには時間を要することが多い。今の流れは200日線を十分に上回っているものの、行き過ぎによる反動(反落)には注意が必要だ。しかし、ユーロ・ドルが同移動平均線より上で推移している間はもう一段、上値を狙う動きがくすぶる。1.0888突破後のターゲットは1.0935/70ゾーン、1.1000レベルだ。

修正下押しの動きが入ったときの下値サポートは200日線。目先、1.0725付近で推移すると予想される。破られると1.0600、或いは1.0535レベルへの下値余地に気をつけたい。


2025/03/06(木) 10:21 JST

チャンネル3/63/73/10
上辺151.57151.38151.19
下辺147.37147.18146.99

ドル・円はここ最近、もみ合い相場の様相を見せている。ただ、チャンネル内に留まり21日移動平均線より下で推移している点に着目すれば、基調としての下落トレンドに大きな変化はないと読み取れる。下値のターゲットはチャンネル下辺。ドル・円がチャンネルから下抜ければ、145.00レベルへの急落リスクに要警戒だ。

上値に関しては21日線とチャンネル上辺がレジスタンス。21日線は目先、150.75/85近辺を下がってきそうだ。ドル・円がチャンネルから上抜けるとドルに対する下方圧力が軽減されるものの、200,89日移動平均線、日足雲下限がドルの頭を重くしそう。200日線は目先、152.25/30付近を下降か。89日線は153.70/80付近を下がってくると予想される。日足雲下限は当面、153.77で横ばいとなる。


2025/03/05(水) 10:28 JST
ユーロ・ドルは昨日、1.0628まで上昇。今朝の市場では一時、1.0637付近へ続伸する場面があった。21,89日移動平均線からの上放れが顕著となりもみ合い圏からの離脱が印象付けられる結果となった。

今朝の市場では午前10:25現在、ユーロ・ドルは1.0620/25付近での取り引き。昨日からの騰勢を維持している。1.0630ターゲットを達成したあとの狙い目は200日移動平均線だ。目先、1.0720/25レベルをなだらかに下がってくると見られる。同移動平均線より上のターゲットは順に1.0815/20レベル、1.0935/70ゾーンとなる。

下値に関してサポートはまず、1.0535レベル。その下、89日線にも注目。同移動平均線は目先、1.0470近辺を下がってくる。ユーロ・ドルが89,21日線に絡んでくるようだと再びもみ合い色が深まる。


2025/03/04(火) 10:10 JST

チャンネル3/43/53/6
下辺147.74147.56147.37

ドル・円は上値の重い展開だ。昨日、151円台に乗せる場面があったが、21日移動平均線に阻まれる形で反落。今朝の市場では午前10:10現在、149.10付近での取り引きとなっている。

チャンネル内に留まる動き、21日線に跳ね返された挙動。ドル・円は依然として基調的な下落トレンドを維持しているようだ。目先のターゲットは想定されるチャンネル下辺。そこで下げ止まらないようであれば、145.00レベルへの続落リスクに要警戒となる。

他方、上値に関しては21日線とチャンネル上辺が強い抵抗帯を形成しそうだ。両者が破られると下げ一服感が出るものの、200,89日移動平均線、日足雲下限などドル上昇を阻むレジスタンスが並んでいる。目先、大幅反発は期待しにくい状況だろう。


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