フラッグ / ペナント(Flag / Pennant) ■ダブル・トップ(ボトム)
■トリプル・トップ(ボトム)
■トレンドライン
■トレンド・チャンネル
■ヘッドアンドショルダー
■三角保合い
■フラッグとペナント
■ダイヤモンド
■ウェッジ
■フィボナッチ比率
■一目均衡表
■移動平均線
■ストキャスティックス
■RSI
■平均足
■ボリンジャーバンド
■ローソク足型の検証


相場はいつまでも一方向に動き続けることはない。ひと休みする局面が必ずある。天地がひっくり返るぐらいの大事件がない限り相場が同じ方向に徹底して動くことは極めて希である。変動していた相場が一旦休止するとき、チャート上にしばしばフラッグやペナントと呼ばれるパターンが出現することがある。

左図はフラッグとペナントの典型的な例。相場が動く過程で小さなもみ合いが観察できよう。マーケットが大きく振れたとき,マーケットの行き過ぎた動きに対しては不思議にブレーキをかける力が働く。オーバーシュートへの警戒感やら相場のリズムとして経験的にいずれ反転するという読みが働き相場の流れについていく者が減少してくる。或いは,同時に相場の流れにいち早く乗り首尾よく利食って手仕舞う市場参加者も出てくる。これらの行動が複雑に絡み合った結果、相場がチャート上で一旦停止しもみ合い局面を形成するわけだ。

このときのもみ合いが二本の平行線に挟まれたようなパターンを「フラッグ」と呼ぶ。まるでポールにくくりつけた旗がたなびいているかのようだ。これが平行線ではなく,三角形に囲まれたような形状になれば「ペナント」と呼ばれる。フラッグやペナントは,その期間が比較的短く規模が小さいのが特徴。また,連続して出た場合,かなりの値幅を伴う相場になりがちだ。

[実例]

ここで実際の相場を見てみよう。左図は 1997年 5月中旬から同年 8月下旬にかけてのドル・マルク相場である。1.75から勢いをつけて上がり始めた相場の途中に二つのペナントが観察できる。三角で囲まれた部分はどちらも一週間以内という比較的短期間でもみ合いが終了している。また,上昇幅に対する綾戻しがそれほど深く入っていないところにも注意。左図のように相場がもみ合いに突入しても綾戻す力が弱いということは,それだけ相場を突き上げるエネルギー(買いの勢力)が強いことを意味し,大きな値幅を伴う相場になりやすいリスクを内包している。

トップ | 最新記事 | チャート/データ | リアルタイム・レート | 外貨預金 | レンジ予想 | チャート・パターン | サイトマップ
copyright(c) KOIKE, Shin_ichi